「大人」に憧れる娘の話

こんにちは、any城下です。風といっしょになってふっと香る金木犀の香り。朝の肌寒さ。温かい緑茶がおいしい季節になりました。すっかり秋ですね。

最近、もうすぐ4歳の娘と「大人になること」について話す機会がありました。

「大人になったらね」

娘は、最近どうも「大人になること」にとんでもない憧れを持っているようで、言葉の端々にその様子が垣間見れます。

例えば先日、こんなことがありました。

私がネイルをしていると、
娘「かわいいね。私も(ネイルを)したいなぁ〜」
私「大人になったらできるよ。働いてもらったお金でなんでも好きなものが買えるんだよ」
娘「そっかー私も大人になれる?」
私「なれるよ、まずはご飯をちゃんと食べてたくさん寝なきゃね」
娘「わかった、いっぱいご飯食べて早く寝るー」

また別の日には、娘が絵本(ミッケ!という写真や絵の中から物を探す絵本)を指して
娘「お母さん見てみて〜見つけたよー大人みたいでしょ?」
私「すごいじゃん、でも大人はできたことを誰かに褒めてもらうんじゃなくて、自分で自分を褒めてあげられるんだよ。」
娘「わかった、じゃ、(こっち)見ないでー」

またまた別の日には、娘とサイクリング中に
娘「いちごパフェが食べたいなー」
私「美味しそうだね」
娘「お母さんも食べたい?」
私「うん、食べたい」
娘「じゃ、大人になったらねー」
私「(!!!)」

きっと彼女にとって「年を重ねること」はキラキラしていて自分がやりたいことができる、今は知らない世界に行けるとても素敵な世界に見えているようで、そのためには今までのこだわりを捨てて、新しいやり方や興味のあることにすぐに挑戦できるようです。

どんどん吸収する子供達

そんな「大人になること」に憧れを持つもうすぐ4歳の娘が、何と(ついに)プログラミングに興味を持ち始めました。

その日は急にやってきました。ある日曜日の夜、娘が急に「プログラミングがしたいー」と言い出したのです。最近、看板やポスターにある文字を読むことが趣味の娘。その日のお昼過ぎ、我が家の玄関の前にあるチラシ入れに「プログラミング」と書かれたポスターがあるのを見て「プログラミング」と口に出したので、「お母さんがプログラミング教室やっているんだよ」と話したことを思い出し、プログラミングというものが何なのかわからないけど、その言葉の響きや「なんかお母さんがやっているらしい」という情報から興味が湧いたのだと思います。

そこで早速プログラミングを体験してみることに。。。普段、スマホやパソコンなどのデバイスにはあまり触れさせていなかったので、まずはマウスの練習からやってみることにしました。

ありがたいことに、今の時代は3歳くらいからでも楽しみながら学ぶツールがたくさんあります。ドラッグ&ドロップで絵をパズルのように当て込むことから始め、徐々にステップアップ。

プログラミングを楽しむ、もうすぐ4歳の娘。


最後は、迷路の中でキャラクターをゴールまで移動させるというプログラミングができるようになっていました。まぁ、プログラミングって言っても結構簡単な内容ですから。。。しかし簡単でありながら頭の中でプログラム内容をシミュレーションしたり、順を追ってプロセスを組み立てたり、間違えることに慣れるという経験が、このくらいの子供の頃から体得するのは今後の人生において役に立つのではないかな・・・と感じています。

とか言ってますが、実際には「プログラミングを学ぶには少し早いかな」と思っていました。しかし、今回の事例がいい例ですが、実際にやらせてみると意外とできるもので、興味さえ持てば勝手に学んでいくものなのだな・・・と反省する出来事でした。

この出来事以外でも、子供って「年齢に関係なく興味のあることはどんどん吸収する」と感じることがありました。

小3で中学理科・高校化学の知識もどんどん吸収

プログラミング教室anyに通っている小学3年生の男の子は、電気回路をプログラムする方法を学んでいます。電気回路をプログラミングするにあたって、中学〜高校くらいまでの理科・化学の知識(原子や電子や陽子、元素など)に触れながら電気回路を学んでいます。このように、興味のあることは年齢や学年に関係なくどんどん吸収していきます。

一般的には、このような知識に触れる機会はあまりないかもしれませんが、プログラミングを通して様々な知識が現実世界でどう役立っているのかを知っているだけで、数学や理科や化学や物理に自然と興味を持つのではないかと感じています。

事実、私も大学に入るまでは数学が苦手でしたが、人工知能を研究する中で「微分・積分ってこういう時に使うんだ、すごい便利じゃん!」と利用シーンを体感することで、数学に対する苦手意識が一気に吹っ飛んだという経験があります。

「こだわり」にこだわり過ぎない

今回、娘との会話を発端としたこの出来事を通して、具現化してこなかった私の中の「大人像」に気づかされて、ハッとしました。

「こうであるべき」ということにあまり囚われすぎずに、「こうでありたい」に向かって今までのこだわりを思い切って捨てながら、新しい自分にアップデートしていけたらいいなと思う今日この頃です。

無料体験授業を受けてみませんか?

プログラミング教室anyでは、無料で1回分の授業を受けることができる体験授業があります。プログラミングに興味のあるお子さん、ゲームが好きなお子さん、もともとプログラミングを習っていたお子さん、色々なお子さんが通っています。講師は、人工知能の研究経験のある2児のママです。

生徒さんの半分は中高生。本格的なプログラミング言語も学ぶことができます。難しい言葉は使わずに、生活の中で使われている様々な仕組みなどからプログラミングの仕掛けを読み解くので、論理的に・・・ということはもちろんですが感覚としても捉え安い授業を心がけています。

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