親の持つ「言葉の力」|PCITに学ぶ子育て

こんにちは、any城下です。

今月から新しく挑戦していることがあります。

それは、子育て関連の本を読んで得られた新しい知識を生活に落とし込んで実践し、振り返りを行うという実験です。

今月は、子育ての中でも特に「声かけ」に注目して本を選抜してみました。

まず1冊目にご紹介したいのは精神科医である加茂登志子さんが書かれた「PCITから学ぶ子育て」(小学館:2020年6月発行)です。

PCITから学ぶ子育て〜実際にやってみると、子供達の行動に明らかな変化が出てきて驚いている城下。

PCITとは?

PCITとは、アメリカの臨床心理学の教授であるセーラ・アイバーグ氏が開発した治療方法です。

この治療方法が開発された背景には、1970年代、アメリカでは破壊や攻撃などの問題行動を起こす子供が増加傾向にあり、その対策が急務となっていました。

そんな中、PCITを行うと、様々な効果が出てくることがわかったのです。

ちなみに、PCITという言葉は、

  • Parent
  • Child
  • Interactive
  • Therapy

の頭文字から来ています。

このことから想像がつくように、PCITには「親と子供が一緒になって、遊びを通して治療を進める」という大きな特徴があります。

また、PCITの研究を進めるうちに、親子関係だけでなく

  • 治療を受けた子以外の兄弟にも効果を期待できた
  • ADHDやASDの症状の子供たちにも効果が期待できた
  • 虐待再発防止にも効果が期待できた

といった、効果の広がりを見せています。

具体的に何をするのか?

やることは、大きく2つのステップに分かれています。この本を読んで、私の中では以下のように解釈しています。

  1. 親子関係を築くステップ(1日5分マンツーマンで実施)
  2. 親の言うことを子が聞くステップ

ここでは、「親子関係を築くステップ」に着目してご紹介したいと思います。

親子関係を築くステップとして、まず1日5分間、子供とマンツーマンで遊ぶ時間を作ります。そして以下のルールを「親が」守って5分間を遂行します。

やらないこと

  • 批判やダメ出し
  • 質問や提案
  • 命令

やること

  • 具体的に褒める
  • 子供の行動を真似する
  • 子供の言葉を繰り返す
  • 子供の行動を描写する
  • 子供との5分間の遊びの時間を楽しむ

子供が好ましくない行動をした時の対処方法

  • 無視のスキルを使う

やること・やらないことを見渡してみると、私自身、どうしてもやってしまっていたこと、できていなかったことが多いことに気づき、日々の声かけの中で実践することに…。

すると、予想以上に早く、子供たちの行動が変容しています!正直、こんなに早く変わるものかと驚きが隠せません。。。

知らないって、恐ろしいですね。

生活の中でPCITを活かせたこと

この本の中では、子供とマンツーマンの時間を1日5分持ち、おもちゃを使って子供ファーストで遊ぶことをワークとして紹介しています。

しかし、私の場合、平日はほとんどワンオペ育児のため、子供たちとマンツーマンの時間を5分持つことさえも、なかなか難しい!のです。そう感じている方は、少なくないのではないでしょうか。

だからと言って、何も行動を変えないのはもったいないと考え、日々の声かけで取り入れやすい部分から3つを実践することにしました。

  1. やったこと①:具体的に褒める
  2. やったこと②:親が子供にお願いしたことをやってくれたら、具体的に「ありがとう」を伝える
  3. やったこと③:子供が好ましくない行動を取った時には、「無視のスキル」を使う

やっていくうちに、色々な変化を実感します。

例えば「具体的に褒めた場合」、子供たちは褒められて嬉しそうなので、私も嬉しくなります。子供たちは褒められたことによって、どんな行動がお母さんを喜ばせるのか学習するので、同じシチュエーションになると言われなくても自分からやってくれるようになります。それをみて、私も嬉しくなってさらに具体的に褒める、子供たちは嬉しい、さらに自分からやってくれるようになる・・・と言う、信じられない好循環状態に。(我が家の場合は、特におもちゃの片付けの場面で効果を発揮しています)

子育てをPCITに基づいて振り返る

そして、日々、実践したことを振り返りノートに書き取ることにしています。

ミミズのような字で恐縮ですが、どんな風に振り返っているかイメージが湧けばと思います。

そうすると、客観的に「やれていること」「やってしまっていること」「改善点」が見えてきます。

また、子供たちがどう変わっているのか、どんな声かけに反応しているのかを振り返りにより実感する時間になっており、また明日も頑張ってみようと言う気持ちにさせてくれます。

また、やっているうちに「具体的に褒める」「やってもらったらありがとうを言う」ことが癖になり、自分の子供たちだけでなく、家族や友達や近所の方へ、さらには教室に通ってくれている子供たちにも自然とできるようになってきています。

こういうことができている自分を実感すると、自己肯定感が上がるように感じます。この変化は、棚からぼた餅でした!

これからも、何か子育てに役立つ本があれば紹介していければと思います。

無料体験、やってます。

プログラミング教室anyでは、無料で1回分の授業を受けることができる体験授業があります。

プログラミングに興味のあるお子さん、ゲームが好きなお子さん、もともとプログラミングを習っていたお子さん、色々なお子さんが通っています。

講師は、人工知能の研究経験のある2児のママです。

Unityで3Dボールゲームを作っている小学4年生
好きなYoutuberが作っていたモダンハウスをプログラミングで作っている小学5年生

生徒さんの4分の1は中高生。小学生コースから着実にステップアップできる本格的なプログラミングコースもあるため、アプリ開発やゲーム制作など本格的なプロダクト開発までマスターできます。(プログラミングの認定試験に挑戦している高校生もいます)

難しい言葉は使わずに、生活の中で使われている様々な仕組みなどからプログラミングの仕掛けを読み解くので、論理的に・・・ということはもちろんですが感覚としても捉え安い授業を心がけています。

ご興味のある方はぜひ一度体験授業を受けてみませんか?

お申し込みは3分で完了です。

「生き抜く力」とは何なのか?

こんにちは、any城下です。梅雨に入りましたね。

せっかくの週末に雨が降ると、我が家の子供たち(4歳・2歳)は少し・・・いや、かなり手持ち無沙汰なようで、何か雨の日でも楽しめることがないかな?と思考を巡らせてみました。

その結果、クッキー作りに挑戦することになりました。

まだ2歳の子には作業が難しいと判断し、今回は4歳の子と一緒に取り組むことに。。。(2歳児は、お父さんと一緒に虫取りを楽しんでもらいました)

小麦粉をふるいにかける工程を、最初は楽しそうに行っていた4歳の娘ですが、次第に「大変だ〜」と私にバトンタッチ。粉とバターと砂糖が混ざった生地に鼻を近づけて「いい匂い〜」と笑顔が溢れたり、クッキー生地を冷ますために冷蔵庫に寝かせる間も「もう固まったかな?」と待ち遠しい様子。

クッキー作りの一番の醍醐味である型抜きは、気温が高く、すぐに生地がダラんとしてしまい悪戦苦闘しましたが、本人は気にせずどんどん型抜きしていきました。オーブンで焼いている間、部屋に漂う香ばしく甘い匂いがたまりません!

雨の日でも、探してみると楽しいことはあるものだなぁと、新しい発見ができた時間でした。

こんな生活の一部でも「何かができる工程を知る」「順番通りにやってみる」「量を測る」「体験して初めて知ることがある(粉を混ぜるのは力が必要でとても大変、焼き立てのクッキーはとっても熱い!)」、そして「自分が作った何かで、誰かが喜んでくれる体験」は何物にも変え難い学びだなぁと、また娘から教えてもらう一コマでした。

お菓子作り、おすすめです。

「生き抜く力」とは何なのか?

さて今日は、私が一人の親として子供たちに「生き抜く力」をつけてもらいたいと思う中で、それを体現しているある学生さんをご紹介したいと思います。

ロンドンで日本人一人だけで留学していた「ゆじー/Yuzzy」さん

もともと、中高一貫校に通っていたゆじーさんですが、高校進学のタイミングで「日本人が誰もいないロンドンのとある学校で留学する」と決めて、日本を飛び出します。

なぜエスカレーター式の学校に行かずに留学することを決めたのかは、こちら↓

Yuzzyさんのすごいなと思うところは「なぜ自分は勉強するのか」という本質に戻れること、
そして人に流されないこと

その約2年間のリアルな生活(寮生活の勉強量、勉強のやり方、いじめ、食生活、恋愛など)をYoutubeで紹介しているチャンネルが「ゆじー/Yuzzy」です。

彼のすごいなと思うところは多々あるのですが、彼自身が「生き抜く力」というのを体現してくれているなと感じています。

  1. 自分の人生に責任を持って、自分の人生をより良くする選択肢を取捨選択して行動に起こせること(時に常識や周りの当たり前も疑い選択を変えることができる)
  2. 問題やトラブルも乗り越え、世界中のさまざまな同世代の人々と渡り歩けていること。
  3. 自分の意見があること、それを発信できること。

今までは、学歴が自分の価値をある程度示してくれました。やっぱり有名大学を卒業していると、自分も受験勉強で苦しい経験をしてきたからこそ、「すごく頑張ったんだろうな!」という尊敬の眼差しを送りたくなります。

でも、これからの時代は「自分で自分の価値を発信する時代」になるのではないかと思います。大学名だけで、その人の頑張りを証明できる時代は終わりに来ていると感じます。

また、日本にとどまっていると「井の中の蛙」状態になるのではないかという危機感があります。日本は素晴らしい国です。でも、この状態はずっと続くのでしょうか。もっと外の動きにも敏感になるべきだと感じています。

「思い通りにならないこと」にタフになる

プログラミング教室をやっていて感じるのは、プログラミングは「思い通りにならないこと」にタフになる性質があるということです。

コードを書いていると必ずエラーが発生します。エラーが発生することが当たり前の世界です。

そんな中、プログラミングを習いたての生徒さんのほとんどは、プログラムを実行する間に「これでいいですか?」と城下に聞きます。私は「まずは、やってごらん」と伝えます。間違えることが分かっていても「間違いに”自分で”気づけること」に価値があると信じているからです。

そして、エラーは1度や2度ではありません。1つのコードの中にいくつも存在することがあります。どこにエラーがあって、何を修正すればいいのか、どうして思った結果が得られないのか。この試行錯誤の繰り返しが当たり前になると、生徒さんはエラーが何度でても自分で考えて解決しようとします。

そして、自分だけでバグの修正ができて思った通りの実装ができた時、「やったー!」という感動が生まれます。その積み重ねが、自信にも繋がっています。

私の仕事は、「その”やったー!”という経験をいかに積ませてあげられるか」だと考えています。

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プログラミングに興味のあるお子さん、ゲームが好きなお子さん、もともとプログラミングを習っていたお子さん、色々なお子さんが通っています。

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小学3年生が作っている3Dボールゲーム
小学5年生が作っている2Dゲーム
小学4年生がマイクラの世界でプログラミング

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高専生、プログラミングで崖っぷち(2/2)

こんにちは、any城下です。先日、高専生、プログラミングで崖っぷち(1/2)というブログを書きました。

プログラミングに興味を持って高専を選んで進学したけど、実際に勉強する中で、プログラミングの授業だけ赤点ギリギリでどうしよう!と窮地に立たされた高専生のストーリーです。

今日は、この高専生に起きた信じられない結末についてご紹介できればと思います。

高専生、anyで授業を受けて初めてのテストで100点満点!

anyに入塾した目的は、「学校のプログラミングの授業について行くこと」だったとある高専生。プログラミングに興味があって高専を選択したけれど、高専のプログラミングの授業だけついて行くのが難しく、テストで赤点ギリギリという状況でした。

しかし、anyで学校の授業フォローを受け始めて3ヶ月。

プログラミングの試験で、なんと100点満点を叩き出したのです!!この報告に、私も唸るほどテンションが上がってしまいました!

もちろんこの結果が出たのは、高専生の努力の塊です。実際に、anyでプログラミングの課題を進める中で、とても論理的で綺麗なコードを書けることがわかりました。

しかし、大学並みに厳しい高専では、手取り足取りプログラミングを教えてくれる環境がないので、なかなかその実力を発揮するまでのハードルが高いことが伺えました。

今回サポートを受けることで、自分がやりたいと思っていたプログラミングのテストで結果が出て、高専生の自信に繋がったら、これ以上の喜びはないな・・・と感じています。

サポートするany側も、勉強を怠らない。(怠れない)

さて、今回の授業サポートについて、any城下が手放しに今までの経験と知識だけでこの難関を突破できたわけではありませんでした。

本当を言うと、結構勉強していました。さまざまな高専で出ている課題に対して、自分で考え自分でコードを書き、実行してはエラー対応。その繰り返しでした。特に、C言語からデータ構造とアルゴリズムに授業内容が移行した時は、本当に苦労しました。

その際に、城下がノートにまとめていた内容はこちら・・・。

プログラミングというより、数学の世界ですね。。。

途中で挫折しそうになりながらも、時間を空けて取り組むと、すんなり解けたり(解けなかったり・・・)

正直山あり谷ありでしたが、やると言ったからにはその責任を全うしなければという思いでなんとかここまでやってきました。

そんなこんなな状況でしたので、高専生からの「テストで100点満点」という報告によって、私の苦労も報われたような気持ちでした。

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小学3年生が作っている3Dボールゲーム
小学5年生が作っている2Dゲーム
小学4年生がマイクラの世界でプログラミング

生徒さんの4分の1は中高生。小学生コースから着実にステップアップできる本格的なプログラミングコースもあるため、アプリ開発やゲーム制作など本格的なプロダクト開発までマスターできます。(プログラミングの認定試験に挑戦している高校生もいます)

難しい言葉は使わずに、生活の中で使われている様々な仕組みなどからプログラミングの仕掛けを読み解くので、論理的に・・・ということはもちろんですが感覚としても捉え安い授業を心がけています。

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高専生、プログラミングで崖っぷち(1/2)

こんにちは、any城下です。やっと梅雨入りしましたね。毎日、水を吸収して急成長する植物たちをみて、パワーをもらっています。

さて、今日は高専に通う生徒さんとのやりとりをご紹介したいと思います。

高専生、プログラミングの授業で崖っぷち

入塾の目的は、「学校のプログラミングの授業について行くこと」でした。プログラミングに興味があって高専を選択したけれど、高専のプログラミングの授業だけついて行くのが難しい。

そこで、いろんな塾でプログラミングを教えてもらえないか相談されたそうです。しかしそこで返ってきた言葉は、「数学や英語と違ってプログラミングの授業は扱っていない」というものでした。

どこにも頼ることができない、でも学校で赤点ギリギリの状態。なんとか現状を打破したいという思いと、すがるものがなく途方に暮れる思いが交錯する中、自宅のポストに届いたanyのチラシを見て「ここならもしかしたら教えてもらえるかも!」と思い、体験授業に来てくれました。

プログラミングがやりたくて高専に入ったけど、プログラミングの授業についていけない・・・このままだと単位を落として進級できない・・・

高専生の厳しさ、大学並み

高専ではC言語を学んでいるということで、学校で出された課題を中心に進めました。

高専生がC言語を学び始めた頃に書いていたコード内容

最初は基礎的な内容で、課題自体も全く問題なく進められるのですが、徐々に徐々に難易度が上がってきます。高専でのプログラミング授業は、高等での説明は全くなく、配られたPDFの資料を自分で読み、自分で理解しながら進めて行く方針でした。

実は、このように講義がなく資料を配って自分で進めるやり方は、理系大学では”あるある”です。私自身、大学でこのような授業を初めて受けた時は、とても面くらいました。高校までは手取り足取り授業を受けるのが当たり前で、まさに温室育ちでした。

しかし、大学では「この授業内容についていけないなら、留年するのみ。」という突き放した形になります。そんな大学での洗礼が、高専では高校の学年の頃から始まっているのです。厳しさは、大学並みだと感じました。

実際、普通の高等学校と違い、高専の場合は5年間学ぶことになります。その間に、必修科目を落として留年してしまう学生も少なくありません。実際に、留年が決まって退学する人も多いのです。

そんな中、藁にもすがる思いでanyに通ってくれている生徒さんをサポートしないわけにはいきません。全力でサポートしよう決心し、C言語の授業準備を始めるのですが、これが後々まさかあんなことになるとは、その時は露にも思いませんでした。

C言語を学び始めて2ヶ月もしないうちに、上記のようなボリュームのコードを書くのが当たり前になりました・・

この続きは次回ブログでご紹介します。

大人顔負け!小学生のタイピング頂上決戦!

こんにちは、any城下です。季節も初夏の素晴らしいカラッとした暑さを感じられるようになりました。バラの時期から紫陽花の時期に移りましたね。我が家の紫陽花もとうとう咲き始め、いつ花瓶に生けてあげようかと毎日ワクワクしています。

別件ですが、田舎に住む両親の元にワクチン接種のお知らせが届き、少しずつ希望の光が見えてきたなぁと感じる今日この頃です。飲食店や医療従事者、それ以外にも想像に及ばないほど大変な状況下の方々も多いかと思います。もう少し、もう少しですね。一緒に頑張れたらと思う日々です。

さて今回は、小学生コースでもっともタイピングが早い2人の小学5年生の動画をご紹介します。

anyに通い始めて3年目の2人の女の子たちが繰り広げる、脅威のスピーディ&正確なタイピングをご紹介します!

小学生でも大人顔負けのタイピングスキルを習得できます。
タイピングができないころから、ここまで成長します

毎日コツコツ楽しみながらタイピングを習得

この2人は小学3年生からanyに通塾しています。最初はタイピングのホームポジションもままならない状態でしたが、そこからメキメキと力をつけ、今では城下より正確にスピーディにタイピングができるようになりました。

この2人は元々お友達同士。

一人がタイピングゲームでハイスコアを出せば、もう一人も刺激を受けて毎日楽しみながらタイピングの練習をする。

そうやって良い影響をお互いに与え合って、お互いに成長をしていく様子を垣間見れて、「お友達同士で通うメリット」を目の当たりにしています。

競争は煽らない、でも刺激はもらう

anyは、競争を煽るようなことはしません。それは、本来の学びの目的を見失うからです。

そのため、タイピングにせよプログラミングにせよ「他人と比較しない。比較するなら過去の自分と比較すること」と伝えるようにしています。

競争を煽って焦らせて、結果的に子供たちが自信をなくしては元も子もありません。競争に勝つことだけが学びの喜びになってしまうと、最初は優越感に浸れますが、結局その学びの先にある本質的な目的を忘れてしまったり、見失ったり。。。。

「なぜ学ぶのか、その学びを自分の人生の何に繋げていきたいのか」という目的を忘れないように、そしてわからなかったことがわかるようになる楽しさや喜びを体感できるように、必要なプロセスを大切にし、不必要なものはできるだけ排除するよう心がけています。

しかし、そのなかで「子供たちの自由」を阻害しないことが実は最も大事だと感じているので、子供達同士が自分で考えて子供通しで刺激を受けながら、自分のスキルや知識が伸びていくの今回の状況はとても歓迎しています。

これからも、子供たちとの会話を通して、子供たちの探求する気持ち、子供たちの楽しみながら学びたいという気持ちを大切にして、学校ではない場所だからこそ提供できる学習スタイルを大切にできたらと考えています。

無料体験、やってます。

プログラミング教室anyでは、無料で1回分の授業を受けることができる体験授業があります。

プログラミングに興味のあるお子さん、ゲームが好きなお子さん、もともとプログラミングを習っていたお子さん、色々なお子さんが通っています。

講師は、人工知能の研究経験のある2児のママです。

小学3年生が作っている3Dボールゲーム
小学5年生が作っている2Dゲーム
小学4年生がマイクラの世界でプログラミング

生徒さんの4分の1は中高生。小学生コースから着実にステップアップできる本格的なプログラミングコースもあるため、アプリ開発やゲーム制作など本格的なプロダクト開発までマスターできます。(プログラミングの認定試験に挑戦している高校生もいます)

難しい言葉は使わずに、生活の中で使われている様々な仕組みなどからプログラミングの仕掛けを読み解くので、論理的に・・・ということはもちろんですが感覚としても捉え安い授業を心がけています。

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授業紹介~小3男の子~3Dボールゲームを作る!

こんにちは、any城下です。3月末になり、娘と同じクラスのお友達が4月から新しい保育園に行くことを知り、当たり前に一緒に進級できると思っていたので、突然やってきたお別れに心がざわざわしてしまっています。

コロナの影響もあり、なかなか保育園のママとゆっくり話す機会もなく、「いつか仲良くなれたら、いつか一緒に遊べたら」という期待が、シャボン玉のように”パチン!”とはじけてしまいました。改めて当たり前のようにやってくる日常が、実は当たり前ではないことを気づかされます。。。

さて、そんなおセンチな城下ですが、プログラミング教室のほうは有難いことに生徒さんが徐々に増えて、少々アップアップ気味です。

「anyは、”生徒さんのやりたい”を叶えられる場所でありたい!」という思いでやっています。そのため、一人ひとりの生徒さんの思いに合わせて授業内容を変更したり、新しくしたりという毎日を過ごしています。なので、毎日新しいプログラミングの教材つくりやら、新しいプログラミングの知識を吸収するような日々です。

最近は、夢の中でも授業をしていて、なんだか全然気持ちが休めていない・・・・。でも、これは筋トレと一緒で”ちょっときつい”くらいが、今の私にはいい成長になるのかなと前向きにとらえている今日この頃です。

そんな中、確かな手ごたえを感じているある小学3年生(4月から小学4年生)の授業内容についてご紹介したいと思います。

3Dボールゲームを自分なりにアレンジする面白さ!

この生徒さんは、anyに通う前から(小学1年生)からずっとプログラミング教室に通っていて、anyに通い始めるタイミングでは、プログラミングの基礎的な知識を十分持ち合わせていました。

3Dボールゲーム(青いパドルでボールを受け止めるゲーム)

そこで、タイピングの練習からはじめて、コードプログラミングもできるようになったタイミングで3Dボールゲームを作ることに挑戦しています。

このゲームはUnityというC#というプログラミング言語を使ってゲームを作ることができるプラットフォームを使ってプログラミングされています。

授業では、ボールを受けるパドルは左右にしか動かせない仕様だったのですが、城下がちょっと遊びでボールをバウンス(跳ねる)ようにしたところ、これが大うけ!

この生徒さんのアイディアで、ボールを受けるパドルを左右だけでなく、上下にも動かせるように修正してみました。その際、パドルの色を透明にすることで、こちらに向かってくるボールを見えるように自分から工夫している様子に、とても嬉しくなりました。

このほかにも、ボールを微小に変更して水のように流れるように滑らせてみたり、ボールの発生点を1点に固定してボールが弾き飛ばされる様子を見たりと、「遊びながら物理法則を体感したり、様々なシミュレーションできる点」に面白みを感じてくれているようです。

無料体験やっています。

プログラミング教室anyでは、無料で1回分の授業を受けることができる体験授業があります。

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小学生はロボットプログラミングから始めるべきか?

我が子にプログラミング教育を受けさせたいと思った時に、プログラミングに限定した教室に通わせるか、ロボットプログラミング教室から通わせるか迷われている方もいると思います。

ロボットプログラミングの魅力

私の経験から言うと、小学生であれば積極的にロボットプログラミングから始めることをオススメします。なぜなら、ロボットプログラミングは、「目の前にあるものがプログラミングした内容にそって実際に動く」ことにあり、これほどプログラミングの面白さを体感できるものはないからです。

プログラミングの面白さをダイレクトに感じる体験によって、お子さん自身が自分の身の回りにある様々な機械にもプログラミングが使われていることを知り、プログラムというものをより身近に感じることができるようになります。

私自身、大学(国立大学の情報通信学科)で初めてプログラミングを学んだとき、プログラミングした内容がパソコンの中だけで完結してしまうため、「プログラミングしている、それが何かを動かしている」という凄さが体感につながらずモヤモヤした経験があります。

この経験から、物理などの基礎知識がある大学生でも、プログラミングが体系的にどのように動いているのかを体感できなければ、プログラミングを学ぶモチベーションに火がつきにくく、学ぶ意欲を継続しにくいという面があることに気づきました。

もちろん、小学生向けに作られているビジュアル型プログラム言語(Scratch)などは、プログラミングを学ぶ意欲に火を付ける・その意欲を維持できる仕組みづくりに配慮されているのですが、実際にプログラミングを学んだ体験者としては、ロボットという目の前にある物が実際に動くことほどプログラミングの凄さや面白さが体感出来るツールはないと思っています。

なので、私の子供にも、プログラミングの導入としてはまずロボットから入らせようと考えています。(2歳の女の子と0歳の男の子がいます)

ロボットプログラミングには2つに大別できる

と言っても、小学生向けロボットプログラミング教材には、ロボットの組み立てから始めるもの・すでに出来上がったロボットにプログラミングをしていくものに大別でき、どちらを選択すべきか分からない方も多いのではないでしょうか。

では、組み立てから入るロボットプログラミングと、すでに組み立てられているロボットプログラミングは、どちらを選択すべきか、という議論ですが、結論、子供の得手不得手に合わせて選択するのが良いと思っています。

組み立て式ロボットプログラミングに向いている子供

それまで、ブロックなどで組み立てる力がある子・楽しめる子ならば、組み立て式のロボットプログラミングがオススメです。得意分野から始めることができるため、プログラミングへの興味喚起しやすいのが一番の理由ですが、世界的に見てハード分野につよい日本の市場で将来大いに活躍することが期待できます。

実はIT業界では、グーグルやマイクロソフトなど、ソフトウェア分野でアメリカが強いイメージがありますが、ハードウェア分野では日本はまだまだ負けていません。日本に残された世界でリードできる分野で活躍できる人材は引き手数多になることは間違いありません。もし、ブロックなど組み立てる力がある子・得意な子であれば、ぜひ一度ロボットプログラミングを挑戦させてあげると良いと思います。それだけの価値があります。

組み立て式ロボットプログラミングに向いていない子供

一方、組み立てる経験が少なかったり苦手な子には、すでに組み立てられているロボットにプログラミングする方をオススメします。もともと組み立ての素地がない子供に、ロボットの組み立てもプログラミングも一気に学ばせようとすると、どちらも頓挫する可能性が高ま流ので私ならそのようなアプローチはしません。

まずは、プログラミングした内容に沿って目の前のロボットが動くことに面白みを感じ、そして次にプログラミングを使って色々試してみたいというステップを踏むことを最優先すべきです。

と、ここまでプログラミングの導入としてロボットプログラミングが最適である理由を自分の経験からまとめましたが、ロボットプログラミングは、値段がそれ相応にかかるため、できるだけ長く汎用的に使えるロボットプログラミングツールを選びたいと思うのが親心。

そこで、私の独断で推薦したいロボットプログラミングについてご紹介します。

プログラミングと英語の関係

プログラミングと英語の密接な関係

プログラミングと英語は切っても切り離せない関係です。なぜなら、プログラミング言語の多くは英語圏で開発され、実際にプログラミングを書くとき「if」といった簡単な英語を使用します。

これからプログラミングを学ぼうと考えている人の中には、「英語が全然できない・・・」「一度に英語もプログラミングも学ぶことができるのか心配だな・・・」と不安に感じる方もいるかもしれません。

でも心配する必要はありません。プログラミングと英語は密接に関係していますが、必要とされる英語力のレベルはそこまで高くないためです。

英語ができなくてもプログラミングはできるの?

結論から言えば、「プログラミングで何かを作りたい」と思っているのならば中学生レベルの英単語や英文法を理解している方がスムーズに進めることができます。

しかし、最近は小学生向けのビジュアル思考のプログラミング言語も増え、英語の知識がなくてもプログラミングすることができるようになりました。

実際に、小学生向けに作られたプログラミングツールScratch(スクラッチ)は、英語を使用することなくプログラミングを行うことができます。

英語に苦手意識があったり、まだ英語の素地ができていない小学生には、このようなビジュアルプログラミングツールを使用してプログラミングすることから始める方法が主流になってきました。

英語という一つの壁をスルーして、まずはプログラミングの仕組みや作成の流れについて学び、プログラミングでどんなものを作ることができるのかを体感することををオススメします。そして「プログラミングって楽しい!」「プログラミングを使ってもっとこんなものを作ってみたい!」と感じることが、後々の伸び代につながるため、とても重要だと感じています。

このように、小学生などの英語のベースがまだ出来上がっていない年齢の子供たちの場合、第一にプログラミングの楽しさを体感すること、第二にプログラム言語を使いこなすこと、とステップアップすることが重要だと考えます。

もっと複雑なプログラミングに興味を持ち始めた時に、英語をベースに作るプログラミングに移行するのがおすすめです。

プログラミングが「英語習得への近道」である理由

プログラミング学習は、継続して学ぶことでプログラミングと英語を一度に学ぶことができることにもつながります。英語への苦手意識ができる前にプログラミングを始めることで、英語への親近感を持つことが出来ます。

英語は言葉なので、実際に使うシーンが増えることでその理解が深まり、体に染み付いた忘れづらい知識をつけることが出来ます。つまり、プログラミングすることは単に「英語を学ぶ」から「英語を使う」へ一歩前進した学びを提供してくれるのです。

また、プログラミングを通して、「社会(仕事)で英語がどのように活かせるのか」を知ることにもつながります。社会で英語が使われているシーンを体感することで、より英語を身近に感じることができ、英語への得意意識へと繋げてくれます。

このように、プログラミングを通して英語を得意科目ととらえる子ども達は少なくありません。

英語が得意なら、ぜひプログラミングを試してみよう

もし、英語が得意なお子さんがいらっしゃったら、ぜひプログラミングに挑戦することをオススメします。英語が得意なら、プログラムを学ぶ上で飛び級できるからです。

どういうことかというと、プログラミング言語のベースとなる英語の基礎があれば、プログラミングの仕組みを理解するのに時間はかかりません。「プログラミングを学ぶ」というステップをスキップして「プログラミングで作る」にすぐに入ることができます。

英語が得意なら、ぜひプログラミングに触れる機会を与えてあげてみるといいでしょう。