こんにちは、any城下です。
梅雨が明けた途端に灼熱の夏がやってきましたね。お盆が近づいていますが、新型コロナウイルスのために帰省することも叶わず今年はおとなしく家で過ごそうと思います。
そんな中にも関わらず(そんな時だからこそ?)、ありがたいことに小中高生に関係なくanyの体験授業を受講し、お申込みしてくださる方が増えています。
夏休みに入り、少し今後のことを考えた時に「何か新しいことに挑戦したい」「自分の強みになるものを身に付けたい」と考え、プログラミングを選択する方が増えているようです。
とはいうものの、プログラミングというものが一体何なのか分からないという親御さんも多いのではないでしょうか。そういった方にオススメなのが、「まずは自宅でプログラミングを触らせる」という方法です。
ありがたいことに、無料で十分にプログラミングを学べるツールや情報は世の中にありふれています。特に人気のある無料プログラミグツールが「スクラッチ」ではないでしょうか?
スクラッチはプログラミング初心者にとってベターなツールなのか?
スクラッチの歴史は長く、ユーザー数が多いプログラミングツールです。無料のプログラミングツールとしての知名度は高く、名前なら聞いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。スクラッチでプログラミングを学べる教材も、他のツールに比べて多いと言えます。
しかし、プログラミング教室を主催する立場として正直に申し上げると「スクラッチはメジャーだが、プログラミング初心者にとってベターではない」と思っています。
今回は「プログラミング初心者にとってスクラッチがベターでない」と感じる理由と、「どんなツールが初心者にとってベターなのか」について触れていきたいと思います。
できることが多い=何ができるのか分からない
スクラッチの素晴らしいところは、無料かつビジュアルプログラミング(タイピングができなくてもプログラミングできる構造)でありながら、「プログラマーが使っているプログラミング言語でできること」をある程度網羅している点にあります。
つまり「英語がわからない」「タイピングできない」という小学生ならではの障壁を無くした素晴らしいツールである一方で、それ以外はプログラミング言語と何ら変わらないと言えます。
プログラミング言語でできる基本機能をスクラッチ上で実現するために、スクラッチ上では「119個」の命令ブロックが存在します。
「119個の命令ブロックがどんな機能を果たし、どんな組み合わせならプログラミングを正しく動く状態にできるのか」を小学生が一人で理解して把握できるようになるためには、相当な「集中力」と「記憶力」、そしてそれらの苦労を乗り越えるための「目的やゴール」が必要だと感じます。
もし、それができているお子さんがいらっしゃるのなら、ぜひその才能を伸ばせる環境を早く探していただきたいと思います。
自宅でプログラミングを始めるなら「code.org」がおすすめ
スクラッチもcode.orgも「タイピングできない」「英語がわからない」という子供向けに開発されたプログラミングツールという点は変わりありません。
code.orgとスクラッチの違いは、
- 各ステップごとに「目的(ミッション)」が明確に提示されている点
- 目的を達成するための命令ブロックがステップに合わせて選定されている点
- 子供達の興味あるのキャラクターとコラボした教材がある点
です。
プログラミング教室anyでは、Youtubeでcode.orgの解説動画を公開しています。一人で進めていてつまずいてしまった、という時にはぜひチェックしてみてください。解決のヒントが隠されているかもしれません。
アップデートされ続けるプログラミングツール
ご紹介したスクラッチやcode.org以外にも、自宅にいながら無料でプログラミングを学べるツールは数多くあります。また、これらのツールは今後も時代のニーズに合わせてアップデートされ続けるしょう。
そんな中、anyが介在する価値はどこにあるのかを考えると
- お子さんにあったプログラミング学習ツールを選定すること
- ビジュアルプログラミングからテキストプログラミングへのステップアップを促すこと
- プログラミングの利便性を応用して社会貢献する楽しさややりがいを発見してもらうこと
にあるのかなと感じています。
無料体験 受付中
もしプログラミングにご興味のある方は、anyの無料体験を受けてみませんか?
マインクラフトやロボット、スクラッチやcode.orgなど、様々な教材をお子さんの知識や興味に合わせて進めていきます。
初心者として通い始めて約半年でプログラミングの基礎を習得し、1年後にはプログラマーが実際に使っているプログラム言語へ移行できるスピード感でプログラミングを学ぶことができます。
AI研究経験がある講師が行うプログラミング授業をぜひ体験してみてください。