ChatGPTで遊んでみました。

ご無沙汰しています。anyの城下です。

最近話題の生成AI「ChatGPT」。皆さんは聞いたことがあるでしょうか。中には実際に登録して使ってみた方もいるかもしれません。

最近、私も授業のスライドを作成したり、プログラムコードのサンプルを書く際に、アシスタント的な役割としてこのChatGPTを使用しています。

今回は、ChatGPTが一体どんなことができるのか、私が実際にChat GPTに応えてもらったことについてご紹介したいと思います。

この内容を見て、ChatGPTが及ぼす影響について、またお子さんの教育方針について今一度考えるきっかけになればうれしいです。

ChatGPTに日本の人口減少に対する対策案について聞いてみた

きっかけは、あるYoutube動画で紹介されていたメアリー・ブリントンさんのインタビュー動画でした。この動画を最後まで見れたら良かったのですが、なかなかそういう時間が取れません。そこで、どんな要素が人口減少に影響を与え、ブリントンさんはどんな提案を挙げているのかをChatGPTに聞いてみたいと思いました。

ChatGPTに人口減少対策について聞いてみた・・・

う〜ん、残念ながら明確な答えは出ませんでした。

そこで、人口減少に関する論文(出生率低下に対する日本の政策対応―エビデンスより論理と希望に頼る日本 レオナード・J・ショッパ)を読ませてみようと思い論文検索してChatGPTに読み込ませてみると、、、

出生率低下に対する日本の政策対応―エビデンスより論理と希望に頼る日本 レオナード・J・ショッパ *
https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/jss/pdf/jss7302_131154.pdf

論文内容が長すぎるというエラーを発生してしまいました。

そこで、重要箇所をピックアップして再度ChatGPTに読ませて要約してもらうと以下のような結果が出てきました。

ChatGPTを使った感想

今回は、ChatGPTを使って気になるテーマ「日本の人口減少の要因と対策」について深掘りしてみました。

現段階では、ChatGPTを利用する側が、有益な情報(今回でいえば、ブリントン氏の存在とブリントン氏の論文を引用した論文)と、その中から要点となりうる場所をピックアップすることさえできれば、ある程度の真理に辿り着けるのではないかと思いました。

また、今回は想像していたよりステップを踏む必要がありましたが、ChatGPTがなかった頃に比べると格段に調べる時間・文章作成の時間を短縮でき、かつ、より濃い情報を紹介することができたかなと感じています。

ChatGPTの今後の進化

今回は、現段階での使用感をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

今後ChatGPTはますます進化を続けるでしょう。

その進化のスピードは、高速な計算を可能にする半導体技術(もしくは量子コンピュータ)と、学習の元になる情報そのものの質と量に比例して加速すると考えられます。

一方で、論文や情報元となるデータの著作権などの取り扱いに関しては、今後新たなルールが出てくる可能性があるかと思います。

そういったルールや使用方法について徐々に慣れることで、自分一人でできることがより拡張される未来が待ち受けているかと思うとワクワクします。

お子さんが大人になって働き始める時、ChatGPTを元にしたさらに便利でさらに使いやすいツールが当たり前のように使用されているだろうと思うと、今、どんな教育が必要になるのか、今一度見直していく必要があるのかもしれません。