質問の解像度を上げる3ステップ

プログラミング教室というとコンピューターに命令をする言語=プログラミング言語を学ぶ場所と思われがちです。しかし、プログラミング教室anyでは、プログラミングの知識だけでなく「質問の解像度を上げること」を重視しています。

良い質問、悪い質問の違いって。。。

例えば、繰り返し文という構文がプログラミング言語にはあります。その構文をどのような場面でどのように使うのかについて自分で考える時間があります。

ただ新しい知識を習得するだけではなく、新しい知識をどんな場面で使うべきなのか、それを自分で判断できるようになることが、記憶定着に繋がります。

しかし、実際に新しい問題に取り組むときに「何が分からないのか分からない」ことが起こります。そういう時に決まって出てくる言葉として「なんか分かんない」というものがあります。

しかし、この質問では「何がどう分からないのか」が分からないので、「分からない」の分解を行います。その際に取り入れているのが「質問の解像度を上げる3ステップ」です。

1つ目のステップ:講師が生徒に質問をする。

  1. これから何をするべきですか
  2. そのためにはどんな構文を使うべきですか
  3. では最初にどんな命令文を書くべきですか

これらの質問を講師から生徒さんに投げかけます。質問された生徒さんは、自分で何を考えるべきかが明確になるので、その質問に一つずつ答えるというステップを踏むことになります。

このステップがあることで、「今自分は何をするべきで何の知識をどのように使うべきなのか」を考える訓練をすることになります。

また、具体的な質問に対しては答えやすいことにも気づき始めます。

2つ目のステップ:生徒自身が、自分で自分に質問をする(頭の中で)

次に、講師が生徒に質問した内容を、今度は自分自身に問いかけてみるというステップがあります。

このステップが踏めるようになると、「今は何の目的で何ができてなくてどうすればできるようになるのかという現状が客観的に把握できるようになります。

3つ目のステップ:決まっていないことに対してお子さん自身が決断する経験を積む

プログラミング教室anyからミッションを提供する中で、「お子さん自身に決めてもらうステップ」を用意しています。

なぜお子さんに自由に決める内容を用意しているかと言うと、自分で決断することで、自分の選んだ選択肢に責任を持つということを学んで欲しいという狙いがあるためです。

自分で決断したことに対してうまくいかないことがあると、次からはもっとこうしようという工夫が生まれます。

この工夫を積み上げることで初めて、ただの知識から知恵にすることができます。自分で決めることを増やすことで、問題を自分ごとに捉えることができるようになります。

一方で、誰かに指示されたことに対してうまくいかないことが起こると、その失敗の責任は指示した人にあると思い、改めて別の改善案を出すまで待ちの姿勢になりがちです。

なぜこのようなことが起こるのかと言うと、決まっていないことに対して自分で決断する機会が少ないためです。1+1=2のようにすでに答えが1つに定められている問題に対して素早く正しい回答を出すという練習は、学校や塾などで多く積むことができますが、自分自身で決めて失敗を経験する、その失敗から工夫できる点がないか考えるという機会が少なくなっています。

その背景には、情報が簡単に手に入るようになったため、周囲の大人がつい先回りして子供たちが失敗する機会を奪っているからなのではないか、と考えています。、、、と言いながら、2児の親である私もついやってしまうのですが、、、。

なぜ「解像度の高い質問を自分自身に投げかけること」が人生を豊かにすることに繋がるのか?

プログラミング教室anyでは、プログラミングを通して「目的に対してどのような道具をいつどのように使うのか」という訓練を多く積みます。その過程で、質問の解像度を上げて自分自身に質問する、考察して実際にやってみる、その中で発生した失敗点を振り返る、修正する、検証するを繰り返し繰り返し行います。

この経験は、お子さんが中学受験高校受験大学受験就職その後の社会生活を送る上で、非常に役に立つと思っています。

なぜなら、人生は、「自分はどんな日常を過ごしたいのか、そのために現状はどうなのか、そのギャップをどのような知識や経験を持って乗り越えていくのか」という解像度の高い質問を自分自身に投げかけ、答えのない問題に対して自分なりに工夫してやってみる、、、の繰り返しだと思うからです。

その自己決定の繰り返しが、より自分にとって満足のいく豊かな人生につながるのではないかと感じています。

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講師は、人工知能の研究経験のある2児のママです。

anyでは、以下のような順序で複数のプログラム言語を習得できます。

  1. スクラッチやマイクラプログラミングなど、ビジュアルエディタによるプログラミング習得
  2. Lua言語によるコードプログラミング
  3. python、または、C# によるコードプログラミング

以下の動画は、実際にanyに通っている生徒さんのプログラミング動画になります。

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おまけ

日本最難関の医学部に進学している方が、どれだけ質問の質にこだわって答えているのかを実感することができる動画になっています。