受講生プロフィール
こんにちは、anyの城下です。今回ご紹介するのは、中学3年生のボーイスカウト少年の体験授業レポートです。この少年は、中高一貫の中学校に通い、部活やボーイスカウトの活動に忙しい毎日を送っている少年です。
小学校の頃にロボットプログラミング教室に通っていましたが、中学入学とともに退会した経緯をお持ちでした。この夏にサマースクールでゲームプログラミングを学んだことで、プログラミングへの興味が再熱していた、と言うことでanyの体験授業に来てくれました。
「全部本人に任せていますので」
通常、体験授業は親御さんと一緒に受けられることが多いのですが、このボーイスカウト少年は一人で体験授業に来てくれました。
教室の玄関先までお父様がいらっしゃいましたが、「後のことは全部本人に任せていますので」と言い残して帰って行かれました。
中学生3年生とはいえ、息子さんのことを一人の大人として扱われているその様子を見て、私も見習いたいと感じました。
ボーイスカウトで培った「コミュニケーション力」
体験授業で、この中学3年生の少年と話していくうちに、中学校3年生とは思えない堂々と、しかも論理立てられた言動に驚かされました。
一般的に中学生といえば、自分で思っていることを言葉で表現するのが苦手なものです。それは、思春期ならではの恥ずかしさや、家族や友達以外の人とのコミュニケーション経験が少ないためです。
しかし、この少年は違いました。その理由を探るために話を聞いていくと、小学校からずっとボーイスカウトに所属していることがわかりました。
推測するに、この少年はボーイスカウトを通して、以下の経験値が高いため、言動に余計な遠慮や照れがないのだと感じました。
- 家族や学校の先生以外の大人とのコミュニケーション経験の豊富さ
- キャンプなど様々な活動を経験する中で限られた道具で目的を達成する経験の豊富さ
- 地元のボーイスカウトを代表して渡米経験あり
余談ですが、私の人生の先輩にボーイスカウト出身の方がいます。その方のナチュラルなリーダーシップのあり方を見て、以前から「子供にはボーイスカウトに参加させたい」と思っていました。
この少年と今回話ができたことで、その想いがより強まったのは言うまでもありません。
再燃したゲームプログラミングへの想い
anyの体験授業では、まず生徒さんのヒアリングから始めています。
今回も、どういった経緯でプログラミングに興味が出たのか、プログラミングを学んで何をしたいのか、といったことをヒアリングさせていただきました。
と言うのも、プログラミングと一言で言っても、やれること(ゲーム、サイト、AIなどの機械学習、スマホアプリ、ロボット)は多方面に広がっており、それに適したプログラミング言語も多く存在するためです。
そのため、anyでは「お子さんの意向・レベル」に合わせて体験授業を行うために、このヒアリングをとても大切にしています。
今回のヒアリングでも、前回ご紹介した中学2年生の体験授業レポートの時と同じように、以下のようなことがわかりました。
- 小学校の時にロボットプログラミング教室に通っていたこと
- 中学に入り、部活とボーイスカウトが忙しくなったためにプログラミング教室を辞めたこと
- しかし、夏休みに秋葉原で行われたプログラミングのサマースクールに通ったことで再度プログラミングへの想いに火がついたこと
体験授業内容:Unityを使ったゲームプログラミング
Unityとは、ゲーム開発を行う総合開発環境のことを指します。実際にはC#をメインにプログラミングしていきますが、作ったゲーム内容をグラフィカルにチェックする機能や、ゲームを構成する要素(例:マリオカートで言えば、マリオなどのキャラクター、カート、コースなどの背景など)を一つの画面上で行うことができる素晴らしいツールです。

今回の体験授業は、このUnityを使ってゲームプログラミングを行いました。
ゲームを構成する要素の形や色だけでなく、位置指定や動きに関するプログラミングも体験してもらいました。
ボーイスカウト少年の感想
実際に、体験授業を受けてくれたボーイスカウト少年に話を聞くと、次のような答えが帰ってきました。
「夏に行ったサマースクールでは教えてもらえなかった、それぞれの命令メソッドの意味や、自分がゲームの中で使いたいと思っていたランダム機能を学ぶことができて楽しかった」
この後、ありがたいことに体験授業を受けたその日にお申し込みいただきました。
体験授業を受けてみませんか?
プログラミング教室「any」では、体験授業を行っています。今回のように中学生だけでなく、小学生も受講可能です。(小学生体験レポートはこちら)
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