中学受験・お受験について(今週のおすすめYoutube)

こんにちは、any城下です。
すっかり朝夕寒くなりました。国立市内のあちこちで椿の花が見られるようになり、季節の変わり目を感じます。皆様いかがお過ごしでしょうか。
我が家では、コロナ自粛の影響もあり、この半年で様々な植物をお迎えしました。これに端を発し、今は来年の春に向けて「タネ」からパンジーやビオラを育てています。スローでありながら確実な成長ぶりに心躍らせる毎日です。

さて、コロナ禍ではあるものの、Gotoトラベル・Gotoイートなど経済を回すための施策も動き始め、マスクや消毒などの徹底はあるものの、ある程度の日常が少しずつ戻っているかと思います。

私も、およそ9ヶ月ぶりに高校時代からの親友とランチを楽しむ機会がありました。私と親友は同じ年齢の子を持つ親ということもあり、自然と教育の話題に・・・。地域差や色々な考え方を共有する中で、色々と考える必要があるなと痛感しました。

私自身は九州は宮崎の出身で、お受験どころか私立中学という選択肢は全くない環境でしたので、お受験も中学受験も全く話が分からない状態でした。

しかし、東京で子供を育てる中で、お受験や中学受験について見聞きすることが増えてきました。教育の話になるたびに、そんな上澄みの情報に踊らされがちでしたので、この機会にしっかりと情報をキャッチしてどんな選択肢があるのか、メリット・デメリットについて調べ思考を巡らせています。

そんな中、ここでは私自身の考えではなく、お受験や中学受験について情報収拾する中で役に立ったYoutubeをご紹介したいと思います。

小学校受験・中学校受験はさせない派(コルク社長 佐渡島庸平さん)

東京大学の受験テクニックや勉強法などを紹介した漫画「ドラゴン桜」の編集者として活躍し、その後独立したコルク代表の佐渡島庸平さん(灘高→東大卒)は、「小学校受験・中学校受験はさせない」考え方を知ることができます。

小学・中学受験にはメリットよりもデメリットが多いと感じている佐渡島さん。その考えに至った経験や、受験によって失うもの、受験で能力を測る落とし穴について意見を述べられています。

この動画を通して、お受験や中学受験に関することだけでなく、社会を作るために必要な能力について知ることができ、なるほどなぁと頷いてしまう内容になっています。

小学受験・中学受験を検討中のご家族は一見の価値がある約9分間の映像になっていますので、ぜひご興味のある方はチェックしてみてください。

中学校の新しいあり方(麹町中学校 元校長 工藤勇一さん)

お受験も中学受験も、「子供の成長過程に合わせてよい環境・知識・情報を提供し学びにつなげる」ことに対して選択肢があることが最大の魅力かと思いますが、ここで一つ私の中で疑問が湧きました。

学校の理想ってなんだ?」ということです。

この点について先進的な取り組みをした公立中学があります。それは千代田区立麹町中学校です。周囲に皇居・国会議事堂・最高裁判所・霞ヶ関省庁も全てこの麹町中学校の学区域というかなり特殊な場所にある中学校です。

ここで紹介する動画は、そんな麹町中学校で大改革を進めた元校長 工藤勇一さんの取り組み(ノーチャイム・宿題をなくすetc…)について知ることができます。

子供達の自立を妨げていること

特に注目すべきなのは、工藤さんが「子供達の自立について話される場面」です。子供達の自立に必要なこと、子供達の自立を妨げていること、それらを知った上で公立中学としてどんな取り組みをしているのかということが手に取るようにわかります。

与え続けるリスク

また、動画の中では「子供に与え続けるリスク」についての話が出てきます。与え続けることによって、与えられることが当たり前になり、与えたれたことを確実に正確にスピーディにこなすトレーニングを受けた子供が「自立できるのか」という問いを投げかけてきます。

中学受験に失敗した子供たち

中学受験に失敗した子供たちについても紹介しています。

麹町中学校は、東京のど真ん中・千代田区の公立中学であることから、中学受験率も高い地域です。結果的に、中学受験に失敗した子供たちが自信を失った状態で麹町中学校に通ってくるそうです。そんな子供たちがやる気を取り戻し、他人に依存しない(他人のせいにしない)自立の道を歩み始めるまでの軌跡が紹介されていて大変勉強になりました。

1時間弱と少し長い動画ですので、子供達の自立について知りたい方は前半30分を、具体的な教育事例を知りたい方は後半30〜40分を、学校経営について知りたい方は後半40分以降をチェックしてみてください。

紹介動画に通づる「anyで実施していること」

自分ごととして考える

紹介した動画を見てanyでも実施しているなぁと感じたのは、「自立」に注目していることです。単に「教材通りにプログラムを組み立てること」は重要ではありません。

大切なのは「目的のために自分で手段を試行錯誤しながら見つけることができる」という力です。

目的を意識して学ぶことで、自分ごととして問題を捉え、解決のための手段として”失敗を恐れずに挑戦できる”ということ、そして”失敗からしか発見が生まれない”ということを身を持って体感してもらえたらいいなと感じています。

なぜなら、勇気を持って挑戦すること・失敗からしか得られない情報こそ教科書に載っていない「成功のタネ」だと感じているためです。これからの不確実な時代を生き抜くために必須な能力だと感じています。

フライドポテトとジュース

「リアルと知識を結びつける」という点も大事にしています。

これは、私が学生のことに感じていた”一体どこでこの知識を使うんだろう”という疑問から来ています。本来であれば、何か問題を解決するために作られた知識が、理解力や知識量を測るために使われている現代において、知識がリアルに結びつかないことは五万とあります。そして、この弊害はとても大きい。

そこで、anyでは実際に生活の中で使っているものなどに例えながら学べる様に教材を工夫しています。

例えば、プログラミングの世界では「変数」という概念をよく使うのですが、この説明として「フライドポテトとジュースの容器」について話をします。すると、どうして変数が必要なのか、どうして変数に色々な種類のデータを一緒に入れてはいけないのかを肌感覚として体得できる様になります。どうしてその概念が必要なのかを自分の生活の中で想像できる様になるので、知識の定着はもちろん基礎から応用に移行するタイミングでも役立ってくれます。

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プログラミング教室anyでは、2つのコースをご用意しています。それぞれのコース内容は、お子さんの興味ややりたいことによって変動します。

小学生向けのコース(ラズベリーパイ・マインクラフト・スクラッチ)
>約1年でプロと同じプログラミング言語へ移行します。


中高生コース(AI/Python、ラズパイ/Python、Unity/C#など)
>プログラミング初心者でも1年でプロと同じプログラミング言語でアプリや2D/3Dゲーム、ガジェットを作れる様になります。プログラミングでアプリなどを作る過程で、必要な知識(高校・大学レベルの数学・物理など)も積極的に取り入れて理解してもらっています。

ゲームが大好き、プログラミングに興味がある、プログラマーが向いていると言われた・・・・などなど、きっかけは人それぞれです。「そんな世界もあるんだなぁ」という気軽な気持ちで、ぜひ一度体験授業を受けてみませんか?

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