体験レポート〜小学校3年生の女の子”友達と一緒に通いたい!”〜

今回体験授業に参加してくれた小学校3年生の女の子がプログラミング教室anyの体験授業を知ったきっかけはお友達からの紹介だったそうです。

体験教室の知ったきっかけ

実は今回体験授業に参加してくれたこの女の子は、同じクラスのお友達と一緒に通えるプログラミング教室を探していました。

同じクラスのお友達は、すでにあるプログラミング教室に通っていましたが、anyのチラシを見て興味を持ってくれていました。そこで、二人で一緒に体験授業を受けてみようという話になったそうです。(このお友達の体験レポートはこちら

そして、もしanyの体験授業の内容がよければ、二人でanyに通えたら・・・という要望をお持ちでした。

友達と一緒だからやる気が出る

anyの体験授業では、お子さん一人一人にあったカリキュラムを用意するために、事前アンケートにご協力いただいています。事前アンケートを用意している理由は、その子の考え方や思考に合った授業を受けてもらいたいという思いがあるためです。

この女の子は、この事前アンケートで[どんなときにやる気が出ますか?]という質問に、[友達と一緒にいるとき]と回答していました。

もともと、お友だちが通っているプログラミング教室に興味をもってany の体験に来てもらっているので、そういった回答が出るのは自然な流れだったと思います。

しかし【どんなときにやる気が出ますか?】という質問への回答として多くの子供達は[面白いとき][楽しいとき]、そして[目標があるとき]といった、”自分がどう感じているか”を答えるケースがほとんどです。

きっと彼女にとって[自分以外の誰かと何かをやること]はとても大きな意味があるのでしょう。そして、彼女の稀有な感性に触れ、とても素晴らしい逸材だと感じました。

なぜなら、彼女は”自分以外の誰かの視点”を繊細に感じとることが出来ると思ったからです。他人の視点を小学3年生にしてもっているというのは、ひとつのセンスだと思いました。この“自分以外の誰かの視点”は、リーダーにとって必要条件のひとつなので、今後色々な経験を積むことで、彼女だからこそ発揮できるリーダーシップを垣間見れるのでは・・・と思っています。

年齢に関係なく難易度の高い知識に触れる

実際に体験授業では、ロボットを使って障害物を回避するプログラムを作ってもらいました。

プログラミング事態はほぼ初心者の彼女でしたが、飲みこみが早く、難易度の高い説明にもしっかりとついきており、論理的な思考力があることがすぐにわかりました。彼女自身も、小学3年生ではまだ習わないことをロボットプログラミングを通して理解できていることを感じ、とても意欲的に取り組んでくれました

プログラミング教室any では、年齢や学年に関係なく、目的(今回は障害物を回避するロボットをプログラミングする)を達成するために必要な知識に触れる機会を多く設けています

例えば、今通っている小学2年生の女の子は、自分のプログラミングを作り上げるために、中学レベルの数学の知識を学び、実際に応用しています。何かを作ろう、そのために学ぼうと思っている子供に遠慮は無用で、好奇心と目的達成意欲があれば難問にも積極的に取り組む子供の力を生かせるよう授業を進めていきます。

別のケースでは、授業のなかで出てきた疑問を解決するためにDNAについての知識が必要になり、自分自身でネットで調べてもらいました。このように「分からないことを自分で情報収集し、達成したい目的のために咀嚼して吸収する訓練」は今後の子供達に役立つスキルだと感じています。

もし、その時に理解できなくても、授業を受けるなかでそれぞれの経験が積み重なり、”あぁ、あの時のあれはここにも繋がっているのかぁ~”と長期スパンをかけて自分のものになっていきます。このように得た知識は、点から線に、線から面になり、俯瞰して物事を考えたり、分野をまたがって知識をコネクト出来るようになります。

自分で説明することで理解を深める

今回の授業では、一通り「プログラムの組み立て→ロボットを動かしてプログラム内容を理解→先生と生徒の立場を逆転させて授業」という流れで進めました。つまり、体験授業の最後のステップとして、女の子に先生となって私に説明してもらったのです

今回、女の子の説明を通して、体験授業の内容を理解していることがわかりました。

このように「はじめて学んだこと」を自分の言葉でアウトプットすることで、ちゃんと理解できているのかを自ら把握することができます。もし、説明の途中で分からなくなったり自信がなくなれば、私からフォローを入れ、すぐに学び直すことができ、効率的に学ぶことができます。

このように、any では「学んだ内容を自分の言葉で説明できることをとても大切にしています

なぜなら、あらかじめ用意されたカリキュラムを丸覚えするのではなく、自分の頭と体と心感情でプログラミングを学び取っていくことは、長期記憶に残りやすく、「知識を覚える」ことではなく「知識を生かす」ことに時間を使えるようになるからです。

また、「間違え、自ら気づき、試しながら本質に迫る」という学習方法は、プログラミングにかかわらず、新しい知識を得る際に、大変役に立ってくれます。つまり、このプロセスを習慣化させることで、受験や研究や社会に出た後の学びの機会全てにおいて、役立つスキルを身に付けることができます。

anyの最終ゴール

プログラミング教室 any では、プログラミングに関する知識やスキルを学ぶことだけが目的ではありません。anyでは、学んだ知識やスキルを社会に活かすところまでを含めて学習の対象としています。

もっと言えば、学んだ知識やスキルをスライドにまとめたりプレゼンテーションしたり、自分が得意とするプログラミングを使って世界にどんなインパクトを与えることができるのか、誰の役に立つことができるのかという視点で物事を考え行動できることを目指しています。

また、誰かの役にだったり、評価されることによって得られる本物の自信を手にしてもらうことが最終ゴールです。この自信は、子供達が生きていく上で一生役に立つスキルになるでしょう

体験授業を受けてみませんか?

ありがたいことに、今回体験授業を受けてくれたこの女の子は、今現在、紹介してくれたお友達と一緒にanyに通ってくれています。(anyを今回の女の子に紹介してくれたお友達の体験授業レポートはこちら

プログラミング教室「any」では、体験授業を行っています。ご興味のある方やご質問のある方は、お気軽にお問い合わせください。