自粛生活で気づかされた「人生の満足度の上げ方」

こんにちは、any城下です。

「今年のゴールデンウィークもどこにも外出できなかった」というご家庭が多いのではないかと思います。かく言う城下も、今年も自宅周辺でサイクリングしたり散歩したり庭いじりしたり・・・と言う日々で遠出することはできませんでした。

しかし、自粛生活もここまでくると、”楽しんだもの勝ち”のように感じ始め、いかに満足度高く過ごすかに命をかけて過ごしていました。(大袈裟ですね・・・)

結果、国立市の素晴らしいところを再発見でき、とても満足度の高い時間を過ごすことができました。

例えば、散歩をしているだけで、どこそこからジャスミンやバラのいい香りが漂い、見事なつるバラがこれでもか!と咲き誇っているお宅がたくさんあることに気づきます。そんなバラ庭のオーナーがお庭にいるのを発見すると、声をかけずにはいられず「見事なバラですね〜」とちょっとした会話にも花が咲いて、目や鼻だけでなく何気ない会話で気持ちがリフレッシュできることを実感しました。

またある日は、美味しいパン屋さんもたくさんあり、朝一番で好きなパンを買い込んで、まだ誰もいない広場で入れたてのコーヒーと一緒に朝ごはんを食べてみたり・・・。

またある日は、花屋で新しい植物を物色して庭にお迎えしたり。。。。今年は母の日にバラを買ってもらったので、来年に向けて薔薇についても色々と勉強したいと思っています。

そして何と言っても、30年ぶりにピアノをお迎えしました!夜な夜な子供達が寝静まってから夫婦でピアノの練習に励んでおります。いや、正確には夫婦でピアノを奪い合っていると言うか・・・。楽譜もまともに読めなくなっていて悲しい反面、音と音がハマる気持ちよさと言ったら!言葉になりません。。。

電子ピアノに釘付けの主人

遠出するからこそ得られる楽しみもありますが、この自粛生活を通して、自分の心の声に耳を澄ませていると、近場でも自分の人生の満足度を上げることが、いくらでもできるんだなと考えさせられる日々でした。

満足度の高めた要素を俯瞰してみると、「新しいことを初めてみる」と言う点に行きつきました。

自粛生活は大変ですが、この機会に「いつかやってみたい」と思っていることを思い切って初めてみてはいかがでしょうか?

新しいことを始めてみませんか?

プログラミング教室anyでは、無料で1回分の授業を受けることができる体験授業があります。

プログラミングに興味のあるお子さん、ゲームが好きなお子さん、もともとプログラミングを習っていたお子さん、色々なお子さんが通っています。

講師は、人工知能の研究経験のある2児のママです。

小学3年生が作っている3Dボールゲーム
小学5年生が作っている2Dゲーム
小学4年生がマイクラの世界でプログラミング

生徒さんの4分の1は中高生。小学生コースから着実にステップアップできる本格的なプログラミングコースもあるため、アプリ開発やゲーム制作など本格的なプロダクト開発までマスターできます。(現在は、プログラミングの認定試験に挑戦している高校生もいます)

難しい言葉は使わずに、生活の中で使われている様々な仕組みなどからプログラミングの仕掛けを読み解くので、論理的に・・・ということはもちろんですが感覚としても捉え安い授業を心がけています。

ご興味のある方はぜひ一度体験授業を受けてみませんか?

お申し込みは3分で完了です。

JDLA Deep Learning for GENERAL 検定に合格しました

こんにちは。anyの城下です。プログラミング教室anyを開講して1年が経ちました。小学生〜高校生までが通う教室ですが、学ぶ内容は千差万別。日進月歩であるプログラミングを教えている以上、日々の勉強が欠かせない職業であることは言うまでもありません。

そこで、AIに関する資格を取得しようと日夜勉強しておりました。そして、なんとかにJDLA Deep Learning for GENERAL 2020#2検定(略してG検定)に合格することができました。

これからの生活を一変させる技術としてAIに関する知識と法律について勉強し、私が大学で研究していた頃から随分と発展していることを痛感することができました。

これからAIやICTのニーズは益々高まってくると思います。それに伴い、プログラミングを使ってデータを分析したり、アプリを開発する機会はさらに高まるでしょう。

そんな新しい時代の幕開け時において、AIの歴史から紐解き、AIの現状を知るにはとても良い機会になりました。

もし、これからAIについて勉強したいと言う方がいらっしゃれば、ぜひ一度G検定受験を検討してみるのもいいかもしれません。

時代に合わせたプログラミング教室を運営するために

日々、時代に合わせて人気のプログラム言語も変わってきています。それぞれの時代のニーズに合わせて、必要な知識やスキル・IT教養を提供できるように、今後も新しい情報や知識に貪欲に楽しみながら取り入れていけたらと考えています。

プログラミング教室anyのちょっと変わっているところ

小学生からコードエディタによるプログラミングを習得できる数少ないプログラミング教室です。マンツーマンに近い形で、タイピングの時間をしっかり取りながらスクラッチなどのビジュアルプログラミング(タイピングができなくてもプログラミングできる方法)からスタートして、半年から1年後にはコードエディタが使えるようになります。

中学生・高校生の中には、将来プログラミングスキルが必要になると感じているお子さんもいらっしゃると思います。プログラミング教室anyでは、そんなお子さんが自ら学びにきてくれています。Pythonを使った機械学習プログラミングや、Webアプリ開発、ラズベリーパイを使った電気回路プログラミング、ゲームを作るためにC#でかくUnityなど、興味や関心に合わせてカリキュラムを選ぶことができます。

講師は、AIの研究経験のあるママ講師です。子育てに追われながらも、初めてプログラムを学ぶお子さんから中級者向けのお子さんまで楽しみながらプログラミングを探求することができます。

また、プログラミングを通して「他人に依存しない自己肯定感」や「独学力」も体得できるようカリキュラムを工夫しています。例えば「好きなことに没頭する」「興味のあることを探求する」「チームとしてうまくやっていく」「モチベーションを上げる」など、その時々の状況やお子さんの状態に合わせて必要な要素を足し合わせていきます。

今までにも、「自分たちで授業ルールを作る(自己決定・責任感・集中力アップ)」「偉人たちのキャリアを知る(モチベーションアップ)」「やってみたいを優先する(あらかじめ準備したカリキュラムに固執せず、子供達のやってみたい・試してみたいを優先)」といったことを実践しています。

無料体験を受けてみませんか?

プログラミング教室anyでは、お子さんの興味に合わせてプログラミングを学べる環境を作ります。既存カリキュラムにとらわれず、お子さんのやる気や興味に合わせてプログラミングツールを探し出しますので、目的意識を持ちながらプログラミングを学ぶことができます。

自分の興味のあることを元にプログラミングを進めていくので、学びのスピード・質ともに高くなることはいうまでもありません。また「自分の学びやすい方法で学べる」環境があることが、子供達の自己肯定感にもつながり、こうでなければいけないという既成概念を取り払い、本来の自由な発想を伸ばすことができます。

無料の体験授業を行っていますので、興味のある方はぜひ一度遊びに来てください。

お会いできるのを楽しみにしています!

無料体験の申し込みはこちら

コロナはマイクラやフォートナイト内でアバター生活する日を後押しした

コロナで外出自粛が全国で要請された2〜3ヶ月前、「勉強しておけばよかった〜」と思ったことがあります。それは、VR(バーチャルリアリティ)のプログラミングです。

リアルで直接会えない・移動できない中、よりリアルな状態で体験を提供してくれる手段としてVRは欠かせない技術だと感じたからです。

実際に、世界を見渡すとVR技術を使ってバーチャル空間で会議をしたり仕事ができるサービスを提供している会社には、問い合わせが殺到しているそうです。

プログラミングで作った国立市の様子

下の画像をみてください。マインクラフトというゲーム内で作った国立駅前の様子です。(anyの生徒さんがプログラミングで作ってくれました)

マイクラのプログラミングコースでは、このように生徒さんの身近な街や建物をプログラミングを使って作成してもらっています。このように「身近な街」にこだわってプログラミングしてもらっているのには理由があります。

バーチャルな世界で「ヒト・モノ・カネ」が行き交う時代がくる

「身近な街」にこだわってプログラミングしてもらう最大の理由は、将来バーチャルな世界で人の往来がされるようになると感じているからです。

例えば、国立市内には素晴らしい飲食店や雑貨屋さんがたくさんあります。しかし、物理的な制限があるため、遠方から(もっというと世界から)国立市内のお店に訪れるのは難しいのが現状です。

もし、マイクラなどのバーチャル世界に国立市内のお店を再現してそこに集客できれば、日本だけでなく世界各地から観光したり物を買ったりする時代が来るのではないかと考えています。バーチャルな世界で物を買い、30分後にはUber eats が届けてくれるというのは、実に現実味のある話なのです。

バーチャルな世界であっても、もし物やお金のやりとりがされるプラットフォームになれば、バーチャル国立市にバーチャルなお店を持ちたいと思う店主が出てくるのは自然な流れです。その時、誰がバーチャル店舗の家賃をもらうことができるのでしょうか。おそらく、バーチャル国立市を作ったクリエイターではないかと思います。

そんな時代が来たら、今マイクラで遊んでいる子供達は、将来マイクラを使って仕事をするようになるかもしれません。

ゲームの中にある経済

もう一つ、ゲームを使った教材にこだわるのには「今のゲームは、ゲームだけにあらず」だから。ゲームの中で、経済が回っているのをご存知でしょうか。

個人や企業がゲーム上にいるユーザー向けに、物・サービスを開発したり、売買するだけでなく、投資などもでき、作った物などについて報酬をもらえるなど、ゲーム内ですでに経済が発生しています。

このようなバーチャル空間で経済が回る仕組みができていることは、新型コロナウイルスの影響も相まって、リアルからバーチャルへの転換を加速させています。

実際に、2020年8月7日にアーティストの米津玄師さんがフォートナイト内で開催したバーチャルイベントは記憶に新しいです。

このような人気の高まりを受けて、すでにプラットフォーム化しているフォートナイトの将来性に目を付けたソニーは2020年7月に、フォートナイトの運営会社であるエピックに2.5億ドル(約268億円)の出資を決定しました。ソニーの吉田憲一郎会長兼社長は、「『フォートナイト』ほどに革新的なエンターテインメント体験の例は他にない」と絶賛しているそうです。

米津玄師がバトルロイヤルゲーム『FORTNITE(フォートナイト)』内でバーチャルイベントを開催 © 2020, Epic Games, Inc

(情報元記事:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01116/?P=2

注意すべきはゲーム依存症

今まで、ゲームを教材に使ったプログラミングをするメリットを述べてきましたが、もちろんいいことばかりではありません。

ゲームというバーチャルな世界で、友達と繋がったり、社会のような営み(物の売り買い、投資、友達との何気ない会話など)ができるようになると、現実とバーチャルの世界を切り分けるのが難しくなります。実際に、フォートナイトというバトルロワイヤル(対戦なしのクリエイティブモードもあり)形式のゲームでは、そのコンテンツの面白さからゲーム依存症(食事、睡眠、学校・社会生活を疎かにしてもゲームをやり続ける)になる例が後を絶ちません。

これからも、時代の流れに則して様々なツールやコンテンツが世の中には出てきますが、これらを使いこなすためには、「自分の人生」と「便利で楽しいツール」との最適な距離をしっかりと見定める能力が必要になってくるでしょう。

それができるのは、学校でも塾でもなく、家庭の場であることは言うまでもありません。

無料体験を受けてみませんか?

プログラミング教室anyでは、マインクラフト(java版・windows版)上でプログラミングができる教材があります。マインクラフトが大好きで、プログラミングにも興味があると言うお子さんがいらっしゃれば、ぜひ一度遊びに来てみませんか?

無料体験のお申し込みは3分で完了します。お申し込みをお待ちしております。

マイクラ(Java版)でLua言語を使ったプログラミング内容の一部

アフターコロナをプログラミング?

こんにちは。長かった梅雨がやっと開けたと思ったら、灼熱の太陽に照らされて溶けるような毎日。エアコンだけでは熱中症の対策が不十分な気がして扇風機とハイブリットな生活が欠かせなくなりました。電気代の請求が今から怖い城下です。

全国の新型コロナ患者数が増加の一途をたどり、第二波がすぐそこまで来ているような不安がよぎります。しかし第一波と違うのは、ただ指をくわえて部屋に閉じこもっているのでなく、様々な変化を受け入れ必要に応じて変容していく覚悟のような(人によっては諦めのような)ものがいつの間にか芽生えている点ではないでしょうか。

コロナによって生活変容を余儀なくされた子供達

コロナによって、今まで当たり前に対面で行なっていたことができなくなり、それを補完するための技術(在宅勤務、オンライン授業など)が急速に利用され始めました。

休校措置の一環で、オンライン授業を初めて体験したお子さんもいらっしゃるのではないかと思います。しかしながら、実際にzoomなどのビデオチャットなどを使ってみると、対面で会うリアリティにはまだまだ達していないな、と言うのが率直な感想ではないでしょうか。

私もオンライン授業をやってみて、生徒さんの目線や態度が見えない分(授業中は手元の動きを見ることに重きを置き画面共有しているため)、どこで何をどう戸惑っているのかがリアルタイムで分からず、どんなアプローチを仕掛けるべきか判断に迷ったり、その判断が遅れることがあり大変苦労しました。

やっと学校が再開されても、緩やかな感染対策の中で徐々に伸びる患者数を考えると、再度休校措置が取られるのは想像に容易い状況です。これが2~3年も続くのかと思うと、大学受験などを控える高校生は不安な毎日だと思います。

こんな時代だからこそ、子供達にはアフターコロナをプログラミングする力が求められているように感じてなりません。

ここで言う「アフターコロナをプログラミングする」とはどのような意味でしょうか?

プログラミングは「変わる」をポジティブにする

コロナによって生活様式を変容させなければいけないストレスは計り知れませんが、悪いことばかりでもありません。

歴史を振り返っても産業革命と名のつくターニングポイントで人間は多くのものを捨て新しい生活を手に入れてきました。つまり、技術の進歩は人々の生活を量的にも質的にもボトムアップしてくれる力があると言えます。

そして今、まさに技術革新によって人々の生活様式は新たな局面を迎えつつあります。それを支えるのがプログラミングやAIであることは言うまでもありません。

プログラミングに携わっていると、この最大規模の問題にもある程度の仮説を立て、ポジティブに物事の変容をデザインし、実際に自分の手で作ることができるようになります。その結果、未曾有の事態にも必要以上に不安になったり情報に踊らされることがないように感じます。

むしろ、この変化をうまく利用して「こういった技術が発展しないかな」「こんなサービスがあったらコロナ禍でもみんなが不便な思いをしないで済むな」などを考え、実際に自分の手でベータ版を作ることもできるようになります。

つまり、どんな状況下でも外に答えを求めるのではなく、自分で解決の道を探る思考回路と実行力を養えるのがプログラミングだと感じています。

わからないことがあれば、「誰も教えてくれない」ではなく「自分で探しにいく」

困ったことがあれば、「誰も助けてくれない」ではなく「自分で最善の方法を探り作る」

自分で考え、自分で決めて、自分でやるようになるので、やったことに責任を持つようになる。人のせいにしなくなる。作る中でたくさんの失敗を経験するので他人の失敗にも寛容になる。自分が作ったものに対して思いもしなかったリアクションがあると、自分以外の人にも視野が広がる=社会性が上がる・・・など様々な好循環が生まれてきます

無料で体験授業を受けてみませんか?

プログラミング教室anyでは、無料でプログラミングの授業を体験できます。

ゲームが好きなお子さんはプログラミングに向いています。ゲームは決定の連続です。何かのミッションをクリアするために自ら情報収集し、アイテム収集し、目的を達成するまでの過程で失敗を繰り返し(プレーヤーが死んでしまったり生き返ったりを繰り返す)、そんな中でゲームに関する知識や経験値が溜まってきます。

親が何も言わなくてもゲームのことは誰よりも詳しくなるし、いつの間にか色々なことができるようになっています。(ゲーム機やyoutubeの使い方を教えなくても、子供は勝手に覚えている)

ゲームとプログラミングには類似点が多くあります。小学生に人気のあるマインクラフトは、自分でゲームを拡張(カスタマイズ)できるMODと言うものがあり、プログラミングを学ぶことで自分のワールドを”瞬時に”作れるようになります。

興味が少しでも沸いたら、ぜひ一度anyまで足を運んでみませんか?

楽しいプログラミングの世界に一緒に挑戦してみましょう。

プログラミングと承認欲求の関係

ご無沙汰しております。anyの城下です。

7月に入りほとんどの学校が再開されていますが、時短や時差通学だったりとまだまだ100%に戻った訳ではないのではないかとお察しいたします。

普段の授業を受けることさえままならない時期ですが、そんな状況のなかでプログラミングを学ぶ意味や価値ってなんだろうと考えていました。

プログラミングを学ぶ価値=集中できる多幸感

プログラミングを学ぶ付加価値として、まず挙げることができる点は「生産性の向上」といった時代のニーズに合わせたスキルアップです。

プログラミングスキルの価値①:生産性の向上

もしプログラミングがかければ、日々の煩雑なルーティン作業は全てプログラミングに任せ、クリエイティブなことに時間を割くことができるようになります。すると、日々の生活の中でも「これはプログラミングで解決できるな」「これは同じことの繰り返しだから人間でなく機械にやらせればいいな」という判断がつくようになります。この判断の繰り返しによって、やらなくてもいいことが見えるようになり、本質的な問題点を探ることや解決するための方法論を考えることに時間が避けるようになります。

プログラミングスキルの価値②:集中できる多幸感

もう一つの価値として「集中できる多幸感」を挙げたいと思います。ジョギングでいうランニングハイのようなものです。

プログラミングはかなりの集中力を必要とします。

anyに通う小学生は、授業が終わると少しグッタリするぐらいです。プログラミングをする際に集中して気づいたらあっという間に授業が終わっていた・・・ということも多々あるのですが、このような集中状態になること=ゾーンに入ること、その状態になることが一つの面白さや楽しさに繋がっていると考えています。この「集中できる状態」が、今の子供たち(または大人たちも?)を承認欲求から解放してくれると感じています。

つまり、プログラムを書くことは、他人や結果に依存しない幸せの形を子供の頃から持つことにつながるのではないかと感じています。

もちろん、これはプログラミングだけに限りません。スポーツや将棋や読書(もちろん勉強)も含めて、結果や自分以外の人の反応に踊らされない「集中できる何か」を子供時代に体験できていることはその子にとって一つの自信に繋がるのはないかと感じます。

しかも、プログラミングスキルはそのまま職業やプロダクトやサービスといった社会のニーズに直結しており、学んでおいて損はないのかな〜と思う今日この頃です。

anyの「無料体験」受付中です

自宅でプログラミング学習できる解説動画

こんにちは、プログラミング教室anyの城下です。

5月25日、東京都内の緊急事態宣言が解除となりました。

解除になった朝、街を見回してみると「待ちに待った」という興奮よりは、「今までの生活は維持しよう」という冷静さを感じました。新型コロナウイルスに打ち勝つためには、今の自粛生活を継続しながら、緩やかに終息するロードマップが一人一人の中に見えてきているようにも感じています。

解除はされたものの、在宅勤務はそのまま継続という方も多いのではないでしょうか。学校の再開も、時差登校など段階的に日常を取り戻していく方向性が伺えます。

自宅でプログラミングを学べる動画を公開

そんな緩やかな解除の中、まだまだ「おうち時間」でのオンライン学習需要は高いようです。

そこで、プログラミング教室anyでは、自宅にいながらプログラミングが学べる解説動画を公開いたしました。

ネット環境・パソコンさえあればプログラミングが学べる「code.org」

今回は、code.orgの中でも特に子どもたちに人気の高い2つのコースについて解説動画を公開します。

  • 「Minecraft」とコラボレーションした教材(全12ステップ)
  • 「アナと雪の女王」とコラボレーションした教材(全20ステップ)

準備するもの

  • パソコン(タブレット、スマートフォン)
  • インターネット環境

動画1:Minecraftプログラム

code.org上のプログラム教材として人気が高い「Minecraftプログラミング: Voyage Aquatic」コースを解説しています。

以下のURLにアクセスできれば、すぐに「Minecraftプログラミング: Voyage Aquatic」コースを楽しむことができます。

https://studio.code.org/s/aquatic/stage/1/puzzle/1

全12ステップのMincraftプログラミング

動画2:「アナとエルサのコード」プログラム

code.org上のプログラム教材として人気が高い「アナとエルサのコード」コースを解説しています。

以下のURLにアクセスできれば、すぐに「アナとエルサのコード」コースを楽しむことができます。

https://studio.code.org/s/frozen/stage/1/puzzle/1

全20ステップの「アナとエルサのコード」コース

特徴

シンプルでありながら、プログラミングの世界でよく使われる

  • 繰り返し処理
  • 条件分岐

について楽しみながら学ぶことができます。

一つの動画は、3〜6分程で完了しますので、ちょっとした空き時間を有効活用してプログラミングを学ぶことができます。

5/25まで授業自粛のお知らせ

お世話になっております。プログラミング教室anyの城下です。

東京都の自粛要請により、国立にし教室の対面授業を休業いたします。

プログラミング教室anyに通塾いただいている皆様には多大なご迷惑をおかけすることになり大変申し訳ございません。

振替授業の方針について

5/7~5/25までの間に対面授業を予定していた皆様には、振替授業に関するお知らせを個別にメールにてご連絡しておりますのでご確認頂けますようお願い申し上げます。

振替の期限

2020年12月末までとさせて頂きます。

振替授業が期限までに実施できなかった場合

1回あたりの授業料に換算して「ご返金」させていただきます。

何かご不明点・ご要望などがございましたら、メールにてお送りしたご連絡先までお気兼ねなくご連絡いただければと思います。

ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんがご理解ご協力を頂戴できましたら幸いです。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

プログラミング教室any 城下愛子

5/6まで授業自粛のお知らせ

お世話になっております。プログラミング教室anyの城下です。

東京で緊急事態宣言が発令され約1週間がすぎました。目標とされている8割の接触削減ですが、残念ながらなかなか難しい状況が続いております。

私自身も、2人の子供を保育園に預ける身ですが、遂に「保育園利用自粛のお願い」が発令されました。

保育園の先生・医療従事者・スーパーの店員の方々をはじめ「外出したくなくても日常生活を維持するために出勤されている方々」の命を守るためにも、授業の自粛を決断いたしました。

授業継続のご要望をいただいている中、プログラミング教室anyに通塾いただいている皆様には多大なご迷惑をおかけすることになり大変申し訳ございません。苦渋の選択であることをご理解いただけましたら幸いです。

振替授業の方針について

5/6までの間に授業を予定していた皆様には、振替授業に関するお知らせを個別にメールにてご連絡しておりますのでご確認頂けますようお願い申し上げます。

振替日数

本来の授業数+1回の振替授業

例:4月分の残授業が1回分ある場合、残授業+1回分(合計2回)の振替授業を実施させて頂きます。

振替の日程

5/6以降の平日・土日祝日を含めて授業の空きがある日時にて実施いたします。

日程調整については、5/2頃を目処にご連絡出来ればと考えております。

仮に緊急事態宣言が延期される場合

オンライン授業を実施したいと考えております。

新型コロナウイルスの収束には長期間の対応が考えられます。今後、学校の授業もオンライン化が急速に進むことも考えられます。anyの授業をオンライン化することは、学校のオンライン授業をスムーズに受講することにも繋がると考えております。

パソコンなどのデバイスがないご家庭の場合

プログラミング教室anyからデバイスをご用意して実施できればと考えております。

振替の期限

2020年12月末までとさせて頂きます。

振替授業が期限までに実施できなかった場合

1回あたりの授業料に換算して「ご返金」させていただきます。

何かご不明点・ご要望などがございましたら、メールにてお送りしたご連絡先までお気兼ねなくご連絡いただければと思います。

ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんがご理解ご協力を頂戴できましたら幸いです。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

プログラミング教室any 城下愛子

緊急事態宣言に伴う「オンライン化」

こんにちは、プログラミング教室anyの城下です。

ついに緊急事態宣言が発令される方向で政府が動きを見せました。多くの地域で小中学校だけでなく大学でも休校措置がとられ、新型コロナウイルスの怖さを感じると同時に、お子さん達が学校に通えずに学ぶ機会を失っていることを危惧されている親御さんも多いのではないでしょうか。

本来であれば、オンライン授業などで学習の遅れをフォローできるはずですが、教育のオンライン化の対応が後回し後回しになっていた日本は、残念ながら先進国の中でも大きく遅れをとってしまっています。

anyでは授業のオンライン化を開始

緊急事態宣言に伴い、プログラミング教室anyではご希望の家庭でのオンライン授業化をスタートさせました

現在は、ビデオ通話が可能なスカイプ(どちらも無料で提供されているビデオ会話ツール)を使って、オンラインでプログラミングの授業を行なっています。

スカイプは、パソコン上の画面の様子をリアルタイムに共有できます。生徒さんが自宅にいながら講師のパソコンを見てプログラミングの組み方を学んだり、生徒さんのパソコン画面を講師がチェックして進めることができるので、オンラインでも双方向コミュニケーションを通して理解を深めることができます。

「ネット環境&PC」でスタートできるオンライン授業

一昔前だと、オンライン授業には多くの設定や準備が必要だったため、ご家庭でオンライン授業をスタートする大きな壁になっていました。

しかし現在は、「ネット環境とパソコン」さえあればどこでもオンライン授業が受けられる環境が整っています。コンテンツも豊富で、逆に選ぶのが難しいほどです。

そこで、ネット環境とパソコンがあればすぐに始められるプログラミング学習コンテンツをいくつか紹介できればと思います。

【おすすめWEB教材】Code.org

Code.orgの素晴らしいところは、ネットとパソコンさえあれば、無料で「マインクラフト」や「アナと雪の女王」など子ども達に人気のキャラクターやゲームコンテンツを用いてプログラミングに関する基礎知識を学べる点にあります。

そのカリキュラムは、初めてパソコンに触るお子さんから中学生まで幅広い年齢層をターゲットにして作られており、シンプルでありながらプログラミングの本質を学ぶためにとてもよくできています。

1時間でプログラミングの基礎が学べる「Hour of Code コース」には様々なコンテンツが用意されています。

Code.org®は教育機関におけるコンピュータサイエンスを身近にし、女性やマイノリティが参加する機会を増やすことを目的とした非営利団体です。 私たちのヴィジョンは、全ての学校の全ての生徒がコンピュータサイエンスを学ぶ機会を持つことです。ちょうど生物学や化学、代数学を学ぶのと同じように。 We provide the most broadly used curriculum for teaching computer science in primary and secondary school and also organize the annual Hour of Code campaign, which has engaged 10% of all students in the world. Code.orgはアマゾン、フェイスブック、グーグル、インフォシス財団、マイクロソフトを含む、その他たくさんの寛大な寄付者によって支えられています。(原文ママ)

https://code.org/international/about

初めてプログラミングを体験するなら、以下のコースがおすすめです。

【おすすめWEB教材】Scratch

次にオススメしたいのはScratchです。Scratchはタイピングができない子供向けに開発されたプログラミング言語の中でもっとも歴史が長く、ユーザー数も多いのが特徴です。

Scratchのアクティビティガイド

しかし、Scratchの良さである命令ブロックの多様さが仇となり、初めてプログラミングを体験するお子さんにとっては「何ができるのか」「どんな命令ブロックがあるのか」を把握するのが少し難しくなっています。

でもご安心を!そんなお子さん向けにScratchでは「アクティビティガイド」を設けています。何から始めていいか分からないというお子さんにオススメのプログラム作成ガイドをピックアップしたので是非お試しください。

まずは動かしてみよう

プログラミングというと、少し身構えてしまう方も多いかと思います。プログラミングって何をするのか全容が見えないので当然です。

しかし、だからこそまずはプログラムを動かしてみることをオススメします。先ほど紹介したScratchではコミュニティも盛んで、世界中で作られたプログラムが公開されています。それを眺めながら、気になるプログラムや面白いプログラムが見つかったら、是非一度プログラミングに挑戦してもらえたらと思います。

実際にやってみると、「プログラミングって全然難しくない」「プログラミングって楽しい」ということに気づいてもらえるのではないかと思います。

無料で授業が受けられます(オンライン無料体験)

プログラミング教室anyでは、オンラインでも1回無料で授業を受けることができます。(オンライン無料体験)

先ほど紹介したCode.orgやScratchを自分でやってみて限界を感じたり、もっと難しいことに挑戦したくなったら、体験授業を受けてみませんか?休校で時間を持て余しているのなら、4日間で1500行以上のコードを書く「短期集中コース」も設けています。

    必須お子様① 学年
    氏名
    任意お子様② 学年
    氏名
    必須保護者氏名
    必須メールアドレス
    必須電話番号
    必須anyを知ったきっかけ
    【複数回答OK】
    任意その他を選択された方 「その他」を選択された方は、その内容をご教授ください。
    必須プログラミング教室に興味を持たれた理由
    必須郵便番号
    必須都道府県
    必須ご住所
    必須希望日時(第1希望) (1)「年/月/日」部分をクリックすると右側に下矢印が表示
    (2)下矢印をクリックするとカレンダーが表示
    (3)カレンダーから「火・木・金・土(祝日除く)で都合の良い日時」を選択

    時間(複数選択可)
    10:30~11:3013:30~14:3014:30~15:3015:30~16:3016:30~17:30

    必須希望日時(第2希望) 「火・木・金・土(祝日除く)で都合の良い日時」を選択してください。

    時間(複数選択可)
    10:30~11:3013:30~14:3014:30~15:3015:30~16:3016:30~17:30

    必須希望日(第3希望) 「火・木・金・土(祝日除く)で都合の良い日時」を選択してください。

    時間(複数選択可)
    10:30~11:3013:30~14:3014:30~15:3015:30~16:3016:30~17:30

    任意その他メッセージ

    中高生コースについて

    こんにちは、プログラミング教室anyの城下です。

    実はここ最近、anyの「中高生コース」のお問い合わせを多く頂いています。この背景には、ついに2020年度からスタートするプログラミング教育が大きく関係しているように感じます。

    プログラミング教育の義務教育化

    ご存知の通り、2020年度からいよいよプログラミング教育が義務教育化します。

    まずは小学校からプログラミング教育がスタートしますが、2021年度には中学校で、2022年度には高等学校で「情報I」が新たに必修科となり、より高度なプログラミングに関する授業が開始されるのをご存知でしょうか。

    そして、2024年度には大学入学共通テストでコンピューターを使って受験する「CBT(Computer Based Testing)」方式の導入が開始されます。

    つまり、これからの時代を生きていく上で「情報活用能力」を新たに加えなければならないと、国が認識していることを意味します。

    文部科学省 新学習指導要領について より抜粋

    プログラミング教室はたくさんあるけど・・・

    このような影響もあり、都内を中心に多くの場所でプログラミング教室が新たに開講されています。

    しかし、そのほとんどが「小学生」を中心としたカリキュラムであるため、中学生になった途端、通える範囲にプログラミング教室がないという方が増えているようです。

    先日も、ある中学生の親御さんからanyに「中高生向けのコースについて聞きたい」とお問い合わせをいただきましたので、そこで回答した内容をここでもご紹介したいと思います。

    anyの中高生コースの内容

    まず、中高生向けに行っている授業内容についてご紹介します。通塾されるお子さんのご要望にもよりますが、通常は、以下のステップで進めていきます。

    1. タイピング
    2. スクラッチなどのビジュアルプログラミングからプログラマーが実際に使用しているプログラミング言語への移行トレーニング
    3. 自分の作りたいアプリ / ゲーム / サイトなど興味のあるテーマでプロダクトサービスの開発
    4. ご希望なら、それらのプロダクトをプログラミングコンテストに応募

    多くの場合、1〜3のステップを同時並行で行います。

    どのプログラミング言語を習得するのかは、ご本人の意向に合わせて決定します。

    通塾している中学生が作っているもの

    現在、anyに通塾している中学生の生徒さんは以下のようなプロダクト・サービスを製作しながらプログラミングを学んでいます。

    • レシートを写真で読み込み自動的に文字に変換するAIアプリ開発
    • 食材管理アプリ制作
    • 自身のプロフィールサイト制作
    • 3Dゲーム制作
    • 情報共有アプリの制作

    上記の生徒さんは、そのほとんどがプログラミング初心者です。初心者ながらも、本格的なプログラミングが学べている理由として最も重要なのは「自身の興味に合わせて進めている」ためだと考えています。

    小学生の頃にプログラミング教室に通っていたけど・・・

    もし、小学生の頃にプログラミング教室に通っていたけど、中学生に上がるタイミングで良い教室がなかったために辞めてしまったお子さんであれば、

    1. まずは馴染みのあるスクラッチなどのビジュアルプログラミングからスタート
    2. プログラミングの基礎的な部分を習得してから、AI技術を簡易的に応用できるPythonやゲームやアプリ開発に向いているC言語などの本格的なプログラミング言語に移行する


    という進め方をご提案しています。

    anyの中高生コース最大のポイント

    「決まった内容を進めていく」というよりは、「プログラミングという道具を使ってなにを実現したいのか」というお子さんの興味に合わせて進めていきます。

    そして「やりたいこと実現するため・問題を解決するためにはどんな知識が必要か」という視点で授業を進めていきます。

    このように達成したい目的のために、プログラミングを道具として使う経験を積み重ねていくので、知識が知恵となって習得されます。

    「うまくいかない、バグ(プログラムエラー)が出てしまった、しかもエラー内容が英語ばっかりでよく分からない!」という経験を経ているからこそ、うまくプログラムやアプリが起動した時の喜びは何物にも変えられません。

    このように、「作りたい」から派生し感情の揺らぎをなどの経験を経て得た学びは、教科書やテキストで基礎的な知識を得る学びとは次元の違う学びになることは言うまでもありません。

    ゴールは「プログラミングコンテスト出場」

    anyのプログラミング教室はプログラミングコンテストの出場を目指します。

    その理由は、

    • プログラミングを使って解決できそうな課題について視野を広げることができる
    • プログラミングがどんな社会課題に役立つかを知ることができる
    • 同年代でプログラミングに長けている仲間がどんなプログラミングを学び活用しているのかを知ることができる
    • プレゼン能力を鍛えることができる
    • 失敗体験から学ぶことができる
    • 成功体験から自信をつけることができる

    など、様々な理由があります。

    プログラミングコンテストを通して、「プログラミングは、今生きているこの世の中にある様々な問題を解決できる素晴らしいツールだ」ということを体感してもらえたらと思います。

    そして、「自分の作りたいものから挑戦」して、最終的にはさらに上のステージ(大学、大学院、研究所 企業 起業 etc…)でプログラミングを活用できる人になってくれたら・・・と願っています。

    無料で体験授業を受けてみませんか?

    もしご興味をお持ちいただけましたら、無料で体験授業も行なっておりますので、ご都合のあう日程でお申込みいただけましたら幸いです。

    皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

    未踏ジュニア最終報告会に参加してきました。

    こんにちは。プログラミング教室anyの城下です。10/22(火)に未踏ジュニア最終報告会が行われました。この発表会に出席するため、東京駅八重洲口にあるグラントウキョウサウスタワー41Fのアカデミーホールに行ってきました。

    あいにくの雨で高層ビルからの景色は霞んでいましたが、アカデミーホールに全国から集まった17歳以下の天才たちの熱気は大変なものがありました。

    今回は、その中でも特に光ったプレゼンテーションと、彼ら彼女らの学習方法について考察したいと思います。

    未踏ジュニアとは?

    まず、未踏ジュニアについてご紹介します。未踏ジュニアとは、一般社団法人未踏が、独創的なアイデアを持つ17歳以下の小中高生クリエイターを対象に実施している支援を指します。具体的には、各界で活躍するPM(プロジェクトマネージャー)やその他専門家による指導、また最大50万円の開発資金の援助を行っており、IT部門の人材発掘・人材育成を目的として2016年からスタートしました。後援には、経済産業省・文部科学省などの顔ぶれもあり、その注目度は年々高まっています。

    今年は約130の応募の中から10倍の倍率を経て選ばれた以下13のプロジェクトについて最終報告会がおこなわれました。

    1. リレーマスター
    2. Edge-guided Anime Characters Generation
    3. 編模様(あもーよ)
    4. fresh capsule – 食材管理アプリ
    5. neulot-生体信号を用いたモーションキャプチャシステム
    6. ManageStock – 家庭向け在庫管理アプリ
    7. DetExploit – Windows用OSS脆弱性スキャナー
    8. Tea – 仮想経済シミュレーションプラットフォーム
    9. Mallet – 簡単なアプリを作れるモバイル端末用の開発環境
    10. SmartVJ – 参加型の新しいメディアアート
    11. abecobe – シンプルかつ難しいパズルゲーム
    12. pirka – 会話を通して成長する人工知能技術
    13. VirtualPresents – VR空間をデザインする

    大学・大学院レベルの研究結果がゾクゾク・・・

    今回は、時間の問題で1)~6)までしか発表を生で見ることができませんでしたが、その内容はもはや大学・大学院レベルの研究内容になっており、とても刺激的で楽しい時間を過ごすことができました。

    今回研究した技術をすでに企業に提供している子どもや、自分の作ったアプリを使ってワークショップを開いている子どももいました。また、今回の研究内容をもとに商品化を狙っているものもあり、素晴らしい研究を中学・高校レベルでもできる子供達がいることを目の当たりにしました。

    では、この場に選ばれた子供達は神童なのでしょうか。

    私の答えは「NO」です。

    なぜ、中高生でも大学レベルの研究ができるのか?

    この未踏ジュニアで研究の機会を享受できている子供達の注目すべき特徴は3つあります。逆に言えば、この3つのポイントを押さえていれば、未踏ジュニアへの道は決して夢物語ではないと確信できました。

    目的思考

    学校と違い、未踏ジュニアで採択された13のプロジェクトに関わった子供達は、最初から研究に必要な知識やスキルがあったわけではありません。

    つまり、目的を達成するためにどんな知識やスキルが必要なのかを逆算して、必要な知識やスキルを目的に沿って学んでいくステップを取っていました。そのため、目的達成のためにスピーディに必要な知識・スキルの習得に成功していました。

    この学習方法については、ギャラリーからも以下のような質問が出て会場を沸かせました。

    「学校で学んだことと未踏ジュニアで学んだこと、どちらが役に立ちましたか?」

    答えは自明です。

    目的に合わせて自分の理解ペースに合わせてオーダーメイド学習する方が、大勢の生徒が理解できるスピードに合わせて学習するよりも、理解度が深く、スピーディに学べることは明白なのではないでしょうか。

    この事例からも分かるように、子供の興味のあることについて、最先端の情報(論文や文献など)に触れ、読み解き、追求できる環境整備をしてあげることで、子供の能力を最大限に伸ばせることを証明してくれました。

    独学力の高さ(情報収集・読解力)

    2つ目が独学力です。独学力には2つのポイントがあります。一つは情報収集力、もう一つは読解力です。

    情報収集力とは、目的のために必要な知識やスキルはどのようなものがあるのかをあたりをつけて探し出す力のことです。今回の未踏ジュニアの場合、自分たちが作ろうと思っている(研究しようと思っている)ことに対して、どのような知識が必要で、それらの知識をどのように身につけられるのか、に目星をつけられることを指します。一般的に、これらの情報収集力は個人差はあまりないと言えます。では、情報収集力は何に左右されるのか。実は、この情報収集力の高さは、子供たちを取り巻くメンターの存在に大きく依存します。多くの場合は、先生・親などが当てはまります。

    次に読解力ですが、平たく言うと文章に書いてあることを理解する力を指しています。ここは中学・高校生の時点ですでに大きく個人差が出てしまいます。なぜなら、幼い時から文字に慣れ親しみ、文字を読むことに抵抗がない状態になるまでには、長い時間が必要だからです。

    しかし、中高生から読解力を高められないかというと、そういうわけではありません。中高生からでも少しずつ文字に慣れ親しみ、文面に書かれていることを理解する経験を積むことで必ず養われてきます。お子さんの興味のある分野で「読む」ことに慣れるようにすることがポイントでしょう。例えば、ゲームが好きなお子さんであればゲームの解説書でも構いません。文章を読むことに慣れていくことが最大のカギになります。

    今回の未踏ジュニアで選ばれた子供達の読解力は、皆が高いレベルだったことは言うまでもありません。情報収集力においては、かなり環境に左右されてている印象を受けましたが、未踏ジュニアに選ばれたことによって、様々な業界で活躍するプロジェクトマネージャーのフォローを受けられるようになったことで研究内容が大きく飛躍している印象を受けました。

    行動力

    最後にあげたいのが「行動力」です。

    未踏ジュニアに選ばれた子供達のほとんどが、試作品の作成、試作品のテスト・フィードバックをもらい、それらのフィードバックを経て再度試作品を作り直すと言う地道なステップを踏んでいました。

    それらのステップを踏んで、実際にユーザに使ってもらったり、作り出した技術を企業に売り込んでいる子供達もいました。なんと言う行動力!

    プログラミングコンテストを目指すany

    さて、未踏ジュニアに選ばれた子供達についてご紹介してきましたが、知りたいことや作りたいものが安価で簡単に手に入るようになった今、プログラミングを通して様々な挑戦をしてお子さんの可能性を広げることは、昔ほど難しく無くなっています。

    もし、この記事を読まれた方の中に、「プログラミングに興味がある」「ロボットが好き」「読解力がある」「本を読むのが好き」といったお子さんがいれば、未来の未踏ジュニア候補と言えます。

    ぜひ一度、anyの体験授業を受けてみませんか?

    実は、今回の未踏ジュニアには、anyに通いながら未踏ジュニアを目指している女の子と一緒に出席してきました。この女の子のコンテスト挑戦日記も公開していますので、ぜひ一度ご覧ください。

    プログラミングガールのコンテスト挑戦日記

    こんにちは。プログラミング教室「any」の城下です。

    8月は、2人の子供が五月雨式に風邪やら手足口病やらにかかってしまい、保育園に半分ほどしか預けられなかったので、やりたいことが全く進まず本当に大変な時期でした。子供が小さいと保育園に預けていてもなかなか思うようにいかないことが(しかも立て続けに!)おこります。

    この世で働くママ共通の悩みではないかと思いますが、悪い事ばかりではありませんでした。

    実は8月に体験授業を受けた中学校2年生の女の子が、プログラミングコンテストへの挑戦をスタートしました。

    以前のコラムでも紹介した通り、この女の子は小学校5年生からScratchと言うブロックプログラミングを始め、今ではハンダゴテを使いながらAruduino+C言語でロボット製作など本格的なプログラミングにも親しんでいます。

    そんな彼女は、9月から約半年という限られた期間の中でアプリケーション(アプリ)を作りコンテスト出場を目指しています。

    この半年の間にしなければいけないことは山のようにあります。限られた時間の中で、自分の目標を達成するために3つのポイントについて彼女と話し合いました。

    挑戦(1)新しいプログラミング言語を習得する

    実はすでにこのプログラミングガールは、コンテストに出したいプロダクトについてアイディアがあり、そのアイディアを実現するためには新しいプログラミング言語を習得する必要があると感じていました。そこで、まず決めたことは、9月中に新しいプログラミング言語を習得することでした。

    しかし、9月中にプログラミング教室「any」に通える回数は限られています。そこで、すでに独学できる力を持っているプログラミングガールの強みを生かし、新しいプログラミング言語は自宅学習をメインに進めることにしました。

    挑戦(2)巻き込み力を培う

    プログラミングコンテストで選ばれるためには、優れたプロダクトを作成する必要があります。では優れたプロダクトを作るためには、どんなプロセスを踏む必要があるのでしょうか。その答えの一つが、人を巻き込んでプロダクトを精査するというステップです。

    プログラミングは、企画から制作まで一人で完結できますが、それだと独りよがりなプロダクトになりかねません。作った物やサービスが多くの人を魅了して、たくさん使われることで、個人の持つプログラミングスキルや知識、そしてプロダクトそのものも初めて価値を持ちます。

    それらを達成するために、プロダクトを完成させるまでに様々な人の意見をヒアリングする事・実際に使ってもらう事をプログラミングガールと話し合いました。

    このように、様々な人にとって価値を提供できるプロダクトづくりを念頭に置くことで、問題発見力がつき、自分以外の人々がどんなことに興味があるのかを考えるようになります。この思考回路は、社会に出ても大いに役立つと考えています。

    挑戦(3)プレゼン力を培う

    プログラミングコンテストに出場するためにはいくつかの審査があります。厳しい言い方になりますが、どんなに素晴らしいモノやサービスが作れても、その素晴らしさが伝わらなければこの世に無いも同然です。

    しかし、もともとプレゼンテーションが得意な人はほんの一握りです。まして、中学生ともなれば不慣れで当たり前です。そこで、魅力を100%伝えらえるようなプレゼン力を経験を積み重ねることで培っていけたらいいねという話をプログラミングガールと話し合いました。

    このようにして始まったプログラミングガールのコンテスト挑戦ですが、これから様々な壁にあたりながら進んでいくことになると思います。

    大変な時も苦しい時も出てくると思いますが、それらを乗り越えるからこそ、人生が開かれる機会を手にできると感じています。

    ぜひ、このコラムをご覧の皆さんもプログラミングガールを応援していただければ幸いです。